【導入ステージ】
[聖誕祭の夜]
マスターシーンBlade of Arcana Online session
『聖誕祭 - The Resurrection of One -』
時に西方暦1061年、冬。
限りなく広がる灰色の、暗い雲。
戦乱の中心にありながら、虚栄に満ちた王都、フェルゲン。
ここより、悪夢と悲哀の物語がはじまる――。
大富豪ヴァンフルート子爵家は、聖誕祭最初の夜を、豪華な宴で祝っていた。
招待客は100名を超える。ヴァンフルート家の隆盛を物語るのに十分な賓客ばかりだ。
GM/メイドA:「あれ? リアラはどこへいったの?」
GM/メイドB:「あの娘ったらさぼってばかり! しかってやるわ!」
GM/リアラ:「ふー。疲れるのよね、お酒をついだり食事用意したりって」
GM/リアラ:「いーオトコいないかしらん? あの金髪もいーし、黒い礼服のヒトもステキ♪」
GM/リアラ:「……あら、子爵さまのスピーチが始まっちゃった。長いのよねー」
ゴ…ゴ…ゴ…
大地の鳴動。祝宴に集う人々の表情がくもり、ざわざわとさざめく。
ゴ…ゴ…
GM/リアラ:「キャ…これって地震!? 風も強いし…いや〜ん」
ヴァンフルート家の祝宴は、この瞬間終わりを告げた。
ただひとり、祝宴の様子を見た白髪の女性は、こう語った。
GM/白髪のリアラ:「みんな…雪…赤い血……みんな……死んだのよぉおおおおおおお!!!!!!」
GM/司祭:「──だめです。全能なるアーの加護をもってしても、この娘は……。とにかく、事実を伝道局へ伝えましょう」
[オープニング(フェルクト)]
フェルクト/逆位置のグラディウス「維持」GM:場所は教皇領。
GM/マレーネ:「神徒フェルクト。貴方はフェルゲン支教会へ派遣されます」
GM/マレーネ:「現地の司祭として着任しなさい。出立の準備を早急に」
GM/マレーネ:「質問は?」
フェルクト:「御意。して、現地での任務は?」
GM/マレーネ:「……我々は知り得ぬことです。今回は、預言局の要請に応じたものです」
フェルクト:「預言局、ですか。了解しました。では早急に」じゃー旅の準備でもするわ。
GM/マレーネ:「気をつけなさい。"代行者"フェルクト」とだけ言って送り出す。 フェルクト:じゃあ、年に1回も帰りはしない自宅に戻って旅の準備をちゃっちゃとしておく。
GM:準備の最中、私室のドアがノックされる。
GM/??:「ふぇるくとさーん、いますかーぁ?」
フェルクト:?「誰だ」
GM/??:「ねーっ、ふぇるくとさーん! あけてくださーい」
GM://このキャラ、胃が痛い……(泣
フェルクト:戦闘態勢を取りつつドアをがちゃりと。
GM/ノーミィ:「あーっ♪ こんにちはーっ♪」
GM(フェルへ秘密通達):預言局キャラってほかにいねーもの。
フェルクト:「……」
GM:沈黙を破る脳天気な声。
ミック://ノーミィ…(決戦の日を思い出した)(^^
GM/ノーミィ:「えーっとぉ、いっしょに、いきまーっす♪」
フェルクト:「何用だ、信徒エストフェール」
GM/ノーミィ:「いっしょー♪ なのー♪」
フェルクト:「一緒、に? 一緒に。……そうか、一緒か」こう、言葉にし難い表情を浮かべる。
GM:ぷよぷよした、ちんまい少女が黒衣の審問官と向かい合う。
GM/ノーミィ:「おかしいっぱーい♪ ふぇるくとさんは、なにもってくのー?」
GM://話が進まない。イカン。
フェルクト:シュールだね。じゃあ、準備を進めとくよ。奴隷商人に見えないように気を付けて。
GM/ノーミィ:「馬車のなかでまってまーす♪」すたたた、と軽い足音。
フェルクト:ノーミィを演じる時は、「えっとね、えっとね」と「ふえぇぇ」は必須だ(笑)!!
GM:なる。
フェルクト:うむ、では溜息をついて、ずたぶくろに荷物を詰めて後に続く。
GM/ノーミィ:こけっ
GM/ノーミィ:「ふ、ふえぇえええええええん(泣)」
GM/ノーミィ:膝をすりむき、額にたんこぶ作ってる。
ミック://さっそくだ(^^
フェルクト:…っておい(汗)。小脇に抱えて馬車へ。
フェルクト:荷台にぽーんと放り込んで(笑)
フェルクト:「では、出してくれ」と御者に。
GM:では、数多い神徒のなか、「最強」とされる二人を乗せた馬車が走り出す。
フェルクト:最強なのか(笑)
ミック://最強らしい
一方――。
GM/ユミアル:「フェルゲンの聖誕祭って、壮麗らしいわ。……フェルクトさまと一緒にいけたら……」
GM:で。フェードアウト。
ミック://…合唱>ユミアル(−−
[オープニング(ミック・フォード)]
ミック/正位置のデクストラ「完成」GM:場所は、フェルゲンの下町。
GM:飲み屋でゴロゴロしているも良し。喧嘩するもよし。
ミック:とりあえず、賞金稼ぎとして旅してて、今は酒場で酒飲みつつ美女を物色中(^^
ミック:ちなみにカウンターに座ってます。
ミック:「(上物はいないかなっと)」
GM:女好きですか。酒場の娘からは「ミックさん、仕事しないの?」と逆に心配されたり(笑)
ミック:「いやいや、俺の仕事が無いということは、みんなにとっていいことだから問題なしさ」
GM:看板娘「ふーん。……で、目が泳・い・で・る・わ・よ・!」
GM:口をぐいーっと引っ張りつつ。
ミック:「ほ〜い、はめへくれ〜!」
GM:身なりの良い娘「あの……」
GM:「賞金稼ぎさまは、こちらですか?」
GM:仕立てのいいドレス。その裾を気にしながら、恥ずかしげにうつむいている。
GM:で、ぼそぼそと喋るわけですな。
ミック://おおっっ
ミック:「はは、ひひおうははひでふが」
ミック:(まだつかまれてる 笑)
ミック://ちなみに「はい、そうですが」といっている(^^
GM:「あ、あの……(キッ)お話が、あります」
GM:「わたくしはエルシル・ヴァンフルートともうします。……ひひおうさま、ですか?」
ミック:「おひ、ひごほだはら、はなひてくへい!」>酒場の娘
ミック://だめだめだな。
GM/エルシル:「ひひおうさま、貴方に依頼いたしたく参上しました」
ミック:バシッと手をどきつつ「いやいや、俺はミックっていうんだ。さっきは口つままれてたんでしゃべれなくて(^^;」
GM/エルシル:「あ、左様ですか……」 頬を染めつつ俯く。
ミック:「うん、そうそう」
GM:しかし、再び顔を上げる。決意の表情で。
ミック:「?」
GM/エルシル:「ミックさま、私の復讐に力を貸してください! 我が血族に尊厳なき死を与えた者どもを討たせてください!」
GM:震える拳を隠しつつ言い切る。つったったまま。
GM/看板娘:「どしたの、お嬢様??」
ミック:「復讐とはまた物騒だなあ。どういう事情か話してもらえるとありがたいんだけど?」と笑顔で
ミック:「まあまあ、突っ立ってるのもなんだから、よかったらあっちのテーブルで話さない?」
GM/エルシル:「は、はい。それでは失礼いたします」
ミック:「お姉さん!こっちのお嬢さんにも飲み物ひとつ」
GM/看板娘:「はい、おまちどう! 軽いお酒だけど、飲める?」
ミック:「どう?」>エルシル
GM/エルシル:「は、はい。たぶん……(ごにょごにょ)」
GM:エルシルはくいっと一気に杯を干す。
ミック:「落ち着いた?」
GM/エルシル:「(赤い顔で)はひ。なんとか」
ミック:「んじゃ、順を追って説明してくれるかな?(とあくまで丁寧に)」
ミック:「…(大丈夫かなあ…?)」
GM/エルシル:「……はい」 沈痛な表情だ。
GM:内容は箇条書きにて。
・昨晩のヴァンフルート子爵家の祝宴で、大量の死者が出たこと。
その数、100名あまり。
ミック:「100人か…。そいつぁひでえ。(・−」
・生存者1名は廃人となった。そのため、状況は判然としない。
・わかったことは、局地的な地震が襲い、続いて、漆黒の騎士が乱入したこと。
・彼らは「殺戮の宴」「黒き獣」という言葉を連呼したこと。
GM:以上だ。
ミック:「殺戮の宴…? 黒き獣…。(つぶやいてる)」
ミック:「(殺戮者がらみ…か)」
GM/エルシル:「黒き獣という言葉が、邪教集団と関連すると伝え聞きます」
ミック:「いや、俺はあんまり耳にしてなかったからな」>黒き獣
GM:あ。失礼。ヴァンフルート子爵家について〈事情通〉してください>ミック
ミック:《裏情報》組み合わせOK?
GM:OK
ミック:(ころころ)7で成功。
GM:では情報。古い伝統を継ぐ子爵の系譜。
GM:ただし、当主ヘギン・ヴァンフルートの評判はあまり良くない。
ミック:なぜに?>評判
GM:裏社会に仁義を通さずに、商売をしている。
ミック:要するにギルドの許可を得ずに商売してたり?
GM:そう。王の名の下に、いきなり商売に乗り出した。
GM:ケルバー経由の貴金属、希少な薬や動植物などの商いだ。既存の業者がいくつも潰された。
GM:恨みを買っている可能性は高いといえる。以上。
ミック:なるほど。
GM/エルシル:「力を、貸して下さいますか? 相手も分からずに復讐しようという心ばかりが先走っていますが……ですが、私は本気なのです」
GM:エルシルは、気丈にも聖痕者の、ミックの瞳を見つめ続けている。
GM:足は震え、いまにも倒れそうだ。しかし、目は光を放っている。
GM/看板娘:「(耳打ち)一途ってのも怖いねぇ。ミック、やるつもりなの?」
ミック:「ところで、復讐に手を貸してほしいということは、あんたも戦う気でいるのか?」
GM/エルシル:「戦います。ミックさま。どうか力をお貸しください」
ミック:「俺は気持ちじゃなく、実際の実力があるのか?という意味で聞いたんだけど?」
ミック:「正直、お嬢さんみたいな可憐な娘さんには危険な場所にいてほしくない、というのが本音なんだが」
GM:エルシルは魔力の護符を取り出す。
GM/エルシル:「私は魔術師としての教育も受けています。ご不満でしょうか?」
GM/エルシル:「(ぼそっ)まだまだ、教育途中ですけど」
ミック:「その程度にもよるが……。まあいいや」
ミック:「いいぜ、この依頼引き受けたよ。報酬はそっちの言い値でかまわないぜ。(^^」
GM:ぱーっと、表情が明るくなる。
ミック:「ただし、ひとつ条件がある」
GM/エルシル:「はい、なんでしょうか」
ミック:「君の実力が劣ってると判断したら、すぐにでも安全な場所に帰ってもらう。いいかな?」
GM/エルシル:表情を厳しくする。「はい、御指示に従います」
ミック:「あまちゃんなんでね、俺は。(にっこり)」
GM/看板娘:「かわいい娘(こ)にだけ、でしょ?」(頬をつねりつつ)
ミック:「いででで!なんだよ! それのどこが悪いんだよ!」
GM/看板娘:「べつにィ? ミックの面倒見、たのむわね!」とエルシルに。
GM/エルシル:「は、はい! 承りました!」
GM/酒場の客:「そりゃいいや!」「ミック! 年貢の納め時だな!」「よっ! 色男!!」
ミック:「こらこら。余計なこというんじゃねえよ!」
ミック:「おめえらも冷やかすんじゃねえ!!」
GM:和気藹々とした酒盛りが始まる。
GM:しかし、すべての惨劇のはじまりが、この時だとは、だれも――
GM:だれも、知らなかったのだ
GM:シーンチェンジ。
シーン4 森の娘
□□ 17 ステラ/正位置 「希望」 □□
GM:シーンプレイヤーはミルフ。
GM:場所は、フェルゲン近くの荒れ果てた森
GM:時刻は夜。
GM:寂しげな木立のなかを、ミルフは歩いている。
GM:風が過ぎゆくたび、小雨のような音が響く。そして、静寂。
ミルファース://故郷の森を思い出すし
GM:なるほど。【希望】判定をしてください。修正なし。
ミルファース:(ころころ)2で成功。
GM:目の前が暗くなります。そして、あたりの木々の声が聞こえるようになります。
ミルファース:耳を傾ける
GM/エント:「我らの命も尽きる。この聖誕祭の終わりと同じくして。森の娘よ、宴がはじまってしまう」
GM:年を経たエントたちの声がきこえる。
GM/エント:「森の娘よ、我らの声がきこえるか?」
ミルファース:「はい 私にそれを告げるのは森の意志でしょうか」
ミルファース:「私に応える術があるとしたらそれはいかなるものでしょうか」
GM/エント:「我ら、年を経た木々の意志だ。我らを死に至らしめる存在を、おまえに教えよう」
ミルファース:「すべての森の平穏こそ私の望みです。どうぞおっしゃってください」
ミルファース:黙って聞く
GM/エント:「我らを滅ぼすのは“神鉄の槍”。父なるアーと母なるマーテルの加護を失い、堕ちたる祭器なり」
GM/エント:「神槍の行方を追い、滅びを止めるのだ、娘よ――」
ミルファース:「神鉄の…槍…。何故に加護を失ったと言うのでしょうか」
GM:何十本もの節くれ立った蔓が、古い鞘を差し出す。
ミルファース:両手を捧げて受け取ります
GM/エント:「神の試練やもしれぬ。その名を「闇」という。闇の奸計に堕ちたのだ」
ミルファース:闇、その言葉に悪寒が走る。
GM/エント:「この鞘は神槍を納めるもの。そなたの助けとなろう」
ミルファース:「私が真に希望であるなら、森の意志のもと、為すべきことを成し遂げましょう。森の王よ」
ミルファース:鞘のサイズは?
GM:50cmくらいの槍(刃)を納めるくらい
GM/エント:「娘よ、ミルファースよ。そなたの父もまた、神槍を追っている。望みを果たすがよい」
ミルファース:「はい(父様…)」
ミルファースは夢幻から覚める。
その手には、夢で見たものと同じ鞘がある。
だが、彼女に与えられたものは祝福だけではなかった。
GM:足下に、黒い金属でできた首飾りが。
ミルファース:禍禍しい?
GM:かなり。
ミルファース:「これは…」
ミルファース://とっちゃった(泣)
GM:黒い鎖が、ミルフの手首に巻き付く。
ミルファース://いやーん
GM:呪縛を受けました。鎖は、自力ではずすことができません。
GM:逆位置アクアを、[悪徳]としてあげます。
ミルファース:絡まった方の手を振るう。しばらくして諦める。
ミルファース:心を落ち着けてから、今度は鞘を取り上げる
GM:黒いペンダントヘッドには、古い言葉が。《言語理解》あります?
ミルファース:ない!
ミルファース:鞘をバックパックにしまって、目指すべき場所を思案する。
幻視、神槍の鞘、呪縛の鎖。ミルフの行く末を光と闇が見守っている。
最も近い都市は、王都フェルゲン。
GM:ペンダントヘッドの文字を読める人間がいるかもー。(ワナ)
ミルファース:旅装を整えてこの森を出る支度をする。
GM:ミルフの旅立ちを見送るように、木々がさざめき、道をあける。
GM:西方歴では、「聖誕祭」とよばれる旬節が巡っているはずだ。
ミルファース:「…行ってまいります」そう言い残して森を去ります。
夜にもかかわらず、王都フェルゲンは明るい。
だが、その明かりはまた、闇をも濃くしていた。
シーン5 鷹と少年
□□ 11 レクス/正位置 「裁断」 □□
GM:シーンプレイヤーはエイリク
GM:場所はフェルゲン。
GM:へんなじじーとご対面中。
GM/サルモン:「エイリクくん。君の話は実に興味深い」
GM/サルモン:「人造の鷹とは、私も初めてお目にかかる」
GM:天慧院の象徴的人物、サルモン・フィーストは眼鏡をうごかしす。しげしげとエイリクの頭の上をみる。
エイリク:上機嫌♪
GM/銀月のシュトルム:「あの…サルモン博士、あまり見ないで下さいまし」
ミック://頭なんだ…。(肩に止まっていると思ってた人)
GM/サルモン:「これは失礼。それで、エイリクくん」(視線を下げる)
GM/サルモン:「さてさて。シュトルム嬢と少し話をしたいのだが、許可いただけるかな?」
エイリク:「どうぞ」と言ってそのままにこにこしてる。
クレアータ・ラプターについてサルモン・フィーストに相談している、って構図である。
GM/サルモン:「む? …爪が帽子に食い込んで…む、むむ」
エイリク:「首があああ」
GM/銀月のシュトルム:「無理やりは嫌です!」憤慨気味
GM/銀月のシュトルム:「だいたいエイリク、貴方は私が調べられるのが平気なの?」
GM:ギャグはおいといて(笑) どーする?別行動することになるけども。
エイリク:OKだよ
GM/銀月のシュトルム:「ああッ! この子の行く末が心配ですッ!」
GM:じゃ。別行動。首が軽い。街へ繰り出す?
エイリク:「いぇ〜い」
エイリク:買い物へ繰り出す。
街全体が聖誕祭の節を祝っている。
王都をあげてのお祭りだ。露店、行商、大道芸など目を引くものは多く、活気に満ちている。
GM:むしゃむしゃと。肉ありーの、くだものありーの、お菓子ありーの。
GM:そんなエイリク、〈知覚〉してちょ。《殺意感知》あるなら申告。
SystemMessage:ミックさんがチャットから落ちました
GM://ミッ(以下略)
SystemMessage:ミックさんがチャットに加わりました
ミック://みゅうう。
エイリク:《殺意感知》なし (ころころ)知覚成功
GM:尾行されているよ。天慧院出てから。
エイリク:買い物続行
エイリク:そっちには気をつけておくけどね。
GM:ならば、すたたっ、と尾行者が凶刃をひらめかせる。とつげきー。
GM/白髪の少女:「死ね、邪教のしもべ! みんなの仇っ!」
エイリク:刀to俺?
GM:Yes
エイリク:どんな格好の人?
GM:うん。白髪の少女。病人用の衣服きとる。はだし。
ここでミックが《裏道》で登場判定に成功。
ミック:路地からそれじゃあ小石をはじいて刃をそらす。OK?
ミック:《指弾》のみ。(ころころ)1! 恐ろしいほどにクリティカル〜!
ミック:小石でナイフをはじきます。路地から。
GM:武器落としか。ホントは特技が必要だとおもうけど……いーや。エキストラさんですから。
GM:ナイフは音を立てて落下。
ミック:「どんな事情があるかは知らないけど、街中で刃物沙汰はどうかと思うよ?」といいつつ登場。
GM/白髪の少女:復讐の炎が目からぼーっ!と出ている。
エイリク:一応、娘さんに「人違いじゃないですか?」と聞く
次いで、フェルクトも登場(クリティカル成功!)
フェルクト:じゃあ、そんなナイフを拾って。「何事だ、騒がしい」
エイリク:「あれっ、ああ、ありがとう御座います」
エイリク:いまいち状況が飲み込めないけど、礼をいっていおく。
ミック:「あれ? フェルクト師範代! どうしてここに?!」
フェルクト:「…? ミックか。生きてたのか。何事だ、これは」
ミック:「生きてたのかは無いでしょう。俺にもよくわかんないんすけど」
フェルクト:「少年、何事だ」とエイリクに。
GM/白髪の少女:「おまえは天慧院から出てきたっ! あそこで黒き獣を知っているのはサルモン・フィーストだけ!」
GM:ちょっと壊れ気味に。
エイリク:「『邪教のしもべ』だ『仇』だといわれるほどの身に覚えはないのですが」
ミック:黒き獣と聞いてピクっとする。
GM:〈事情通〉判定>ALL マイナス1個ね。
フェルクトとエイリクが成功。
GM:成功情報。黒き獣と魔術結社にして邪教集団「ベスティア」を知っている。
GM:崇拝しているんだとか、なんとか。「闇」関連てことね。<ベスティア
ミック:「(ここでも黒き獣か…。この子も何か関係が?)」
エイリク:「あなたのおっしゃっている、黒き獣と天慧院では関連はないですよ」
エイリク:「それに、サルモン=フィースト導師もそのようなお方ではありません」
エイリク:「とりあえず、落ち着いてください」
GM:白髪の少女はとりみだしまくる。「なら、どうしたらいいのよおおおお!!!」
エイリク:〈交渉〉《王者の相》《神の恩恵》で落ち着かせてよい?
GM:精神落ち着けるよーな特技じゃないんだよね。ダイスマイナス2個。至難。
エイリク:(ころころ)成功
ミック:おお。
フェルクト:おお
GM:おお。
GM/白髪の少女:「ごめん…なさい……」
少女はエイリクの説得を聞き入れたが、緊張感が切れたのかその場に倒れ込む。
そのとき、裏路地からヴァンフルート家令嬢・エルシルが遅れて登場。
GM/エルシル:「ミックさま、足が早すぎます〜」
GM/エルシル:「リアラ!? どうしてここに!?」
ミック:「あ、ごめんごめん。急に殺気感じたもので、つい…な。(片手で謝っている)」
ミック:「!? っていうか、知り合い?」
GM/エルシル:「あの惨劇でたったひとり生き残った子です」
ミック:「そうだったのか…」>エルシル
エイリク:あの惨劇?
エイリク:とりあえず、宿屋にでも移動しましょう。
フェルクト:「よくわからんが、落ち着いたようだな」
GM:街の喧噪は、君たちの沈痛な雰囲気を除いてなんら変わるところがない。
ミック:「まあ、どっか落ち着けるところで話しようか。こんなところじゃなんだし」
フェルクト:いや、まあベスティア云々は聞き捨ててはおけないけど。
大河のような人混みをかき分けていく小舟――それは、運命の濁流にのまれようとしていた。