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13 クォ・ヴァディス
■■ 03 マーテル/逆位置 「贖罪」 ■■
GM:シーンプレイヤーはヴィン
GM:教会ね。
ヴィンセント:DPがやばい。7まで回復したけど。
GM:マシだけど、次回が怖いね
ヴィンセント:ああ、減っていくぅ
GM:いや、フェルクトがいるから、全然大丈夫っすよ
フェルクト:《聖心》っすね
*《聖心》──マーテルの特技。尊厳値(DP)を回復させる効果がある。
ヴィンセント:おおお、もっているとですかあ
GM:……自分の役割を忘れてないようだね(笑)
フェルクト:でも、心の清い人にしか効かないから。
ヴィンセント:ばっちりききまっせ>《聖心》
GM:自分には効かないのか>フェルクト
フェルクト:言うね
GM:さて、君たちは一件の報告を兼ねて、教会に集結している。
エノア:「リアンは大丈夫ですか?」
GM:シーラさんがとまどいの表情で答える。 「それが……命は取り留めたのですが……」
ヴィンセント:へっ?
フェルクト:大丈夫、∵再生∵がある。
GM:「こちらへ」と、奥まった部屋へ案内される
GM:真っ白い壁と、調度。昼前の冷涼な風が窓から入ってくる。
GM:病室、ってやつ。
エノア:「で、状態は?」
GM:「記憶が混乱しているというか……印象が変わりました」
GM:少女が、ベッドの上で上体を起こしている。うたたねしているのか、眼は閉じ られている。
エノア:まずはどうぞ>ヴィン
ヴィンセント:「リアン、大丈夫か」と声を掛けてみる。
GM:「……誰ですか?」
GM:「リアンなんて、知りません」
フェルクト:「ヴィン! そっちは屋上だ!!」
ヴィンセント:「これは?!」 とシーラさんに聞いてみる。
GM:「ええ。自分はリアンではない、とおっしゃるんです」
GM:「口調もかわってしまって……。あの子は、どうなってしまったのでしょう?」 マーテルの印を切る
エノア:改めて、聖痕を見ていい? 見える分だけでも。
GM:見える範囲だと、額にステラ、胸の中央にアングルスの聖痕がある。
ヴィンセント:コロナだったよね>額
GM:うん。消えてる>コロナ
ヴィンセント:「思い出せ、君はリアンだろ、"氷の剣"を一緒に倒すんだろ」
GM:「……氷の剣を倒すことは、私の宿願。そのとおりです」
GM:眼を開けるよ。そして、氷のような瞳でヴィンを見つめる。
エノア:「では、君の名は……?」
GM:「キュリアーネ・オクタ・ヴァディス」
GM:「オクタ領主の娘。そして、"氷の剣"に復讐する者」
GM:〈事情通〉して。修正無しで。
> 〈事情通〉判定は、なんと全員成功
ヴィンセント:おお、今日はついてる
GM:きめるねぇ>3人
フェルクト:「まさか……」
GM:キュリアーネ・オクタ・ヴァディス――通称"氷の瞳の姫騎士" わずか1年前のオクタの動乱で戦死した、といわれている英雄。
GM:吟遊詩人が、悲劇として歌い継いでいるよ。短期間のわりに。
GM:「『クォ・ヴァディス』と。親しい者はそう呼びます」
ヴィンセント:「リアンは? リアンのことは覚えていないのかい?」
GM:「リアンは、幻です。私の心が生み出した、守りの人格」
GM:「私は、クォ・ヴァディス。戦いを知る"刻まれし者"です」
ヴィンセント:「でも、リアンも聖痕があったじゃないか」
GM:「……ヴィンセント」 クォの顔が、わずかにゆがむ。
GM:すぐに、冷え切った眼差しにもどるけどね。
ヴィンセント:まてよ、リアンもしかして一回も特技使ってない?
GM:初めて使ったのは、ステラの《殉死》だね>リアン
GM:ちなみに、「コロナの傷跡」とはいっても「コロナの聖痕」とはいってない >前回
ヴィンセント:……だまされてたかな。
GM:さて? 隠していただけかもよ?
フェルクト:「ちょっと待て。では、今エステルランドにいるキュリアンは何なのだ?」
GM:「偽物です。フェルクト審問官」
フェルクト:「……彼女が?」
エノア:「それで、あなたはこれからもやはり氷の剣を追うんですね、クォ」
GM:「ええ」
フェルクト:ちらりとヴィンを見る。
GM:「エステルランドの首都フェルゲンにいるのは、殺戮者"氷の剣"です。倒さ ねばなりません」
エノア:「それが、君の姿を映しているのか?」
GM:「おそらくは。そういう力をもった仲間がいるのでしょう」
ヴィンセント:「まあ、いいさ、俺にとっては同じ事だ。"氷の剣"が殺戮者ならば殺す!!」
GM:吹っ切れた?(笑)
ヴィンセント:そうかも、いまいちリアン信用してなかったんだけどね
GM:そうかい……。
エノア:「……私も、氷の剣を滅するために手をお貸しすると約束しましたしね」
GM:「エンノイア……。お力を、貸していただけますか?」
エノア:「ええ、助力を必要とされる方がいる限り、私は、動かなければなりませんから」
フェルクト:「殺戮者を絶滅させるのは、神が与えたもうた神聖な職務だ。よかろう」
GM:「マーテルとすべてのアルカナに、感謝いたします。フェルクト審問官」
GM:むぅ。かっちょいいね。フェルクトとエノアに鎖を差し上げよう。<IMG src="img/dx.gif" width="12" height="12" border="0" alt="運命を切り開くような言動を示したPLには、正位置の「鎖」札が渡されます。">
GM:シーラは悲痛な目をヴィンセントに向ける。 「ヴィンセントさん……」 さて、ヴィンは?
GM:クォは、冷え切った眼差しをヴィンに向ける。
エノア:さっき宣言してたとおりっしょね
ヴィンセント:「もう、リアンには戻らないのかい」
GM:ただ静かに、クォ・ヴァディスは告げる。
GM:「……殺戮者を倒すのが貴方の使命ならば、ご協力をお願いします、ヴィン セント」
GM:《真言》避けてる? わざと?
ヴィンセント:そうね、そっちのほうが面白そうで
フェルクト:「……おまえは、何のためにここにいる?」 と、ヴィンをある意味後押し。
GM:「少し休んでから、バーマイスター伯にお目通り願いましょう」
GM:ちなみに、例の事件の報告も兼ねて、ね。
フェルクト:わかっとる。メモをマレーネに見せなあかんし。
フェルクト:いや、もういらないのかな?
GM:シーラは君らを追い立てつつ、 「ええ、休まれた方がいいです。殿方は、いったん出ていってくださいな」
GM:メイド服のシーラが、腰に手を当てて君らを追い出す
エノア:一礼して出ていきます
ヴィンセント:一回、リアンの方を見てから出ていくよ。
フェルクト:「おまえは、いつからマーテルからメイドになったのだ」 と小言を言いながら退出
GM:「…………神の御心に従っているだけです」(自爆)
GM:リアンは窓の外を見ている。涙が、滲んでいる。
GM:シーラが、心配そうにクォを見ている。そして、扉をゆっくりと閉ざす。
ヴィンセント:とりあえず、でよう。
エノア:「どうしましょうか、ヴィンセントさん」
フェルクト:この隙をついて、マレーネにメモを見せに行くとしよう。ついでに報告。 マレーネを通じて聖典庁にね。
GM:了解。では、移動先を宣言してね>他の人
ヴィンセント:酒場にでも行ってます
GM:やけ酒か(笑)>ヴィン<了解
エノア:ふむ。ユドルファの所に寄ってからマルドゥックへ
GM:じゃ、フェルクトから。シーンチェンジします。
フェルクト:うむ
14 次なる闇へ
□□ 18 ルナ/正位置 「暗黒」 □□
GM:昼でも、祝福亭は影の中にある。
GM:マレーネが、待っているよ。
フェルクト:「顛末は知っていると思うが、一応報告にきた。殺戮者を1体しとめた」
GM:「代行者の務めを全うされましたね。教皇もお喜びになるでしょう」 にこり、とほほえむ。
フェルクト:「義務だからな。そのために修練を積んだ。当然だ」
GM:「一度、教皇領へお戻りになる?」
フェルクト:「いや、その前にまずこいつを解読してくれ。オデルの遺書だ」 と、メモを差し出す。
GM:「……お預かりします。簡単に、内容を抜粋しましょう」
フェルクト:「おう」
GM:
『殺戮者が衛兵の中にいるのは間違いない。
何人か、絞り込むところまで来ている。
新しい衛兵で、働きの優れた者が、怪しい。
…………
…………』
GM:「――以上ですわ」
フェルクト:「……私の怠慢だな。もっと早くきていれば、無駄な死者を出さなくて済んだ」
GM:「後悔は、マーテルの御心に添いませんよ? 代行者フェルクト」
フェルクト:とはいえ、わずかに苦悩に顔をゆがめるとしよう。
GM:「報告は、私から聖典庁へ。……苦悩される貴方は、とても魅力的ですわ」 とろけるような笑みを浮かべるよ。
フェルクト:「教皇領に戻るのは、あとにするとしよう。実は、次なる殺戮者の情報をつか んだ。王都へ向かう」と告げる。
フェルクト:で、次回への引きとする。
GM:了解。では次の人。エノアね
エノア:はい
15 往く者、残る者
□□ 05 フィニス/正位置 「探索」 □□
GM:最初は、ユドルファの所だね。
エノア:そうです。
GM:『夏への扉』亭についた。店の前で、エナが遊んでいる。
GM:「……お兄ちゃん」 たったった、と走ってくる。
エノア:「ユドルファはいるかい?」 と抱え上げて聞く。
GM:「うん、待ってるよ。早く行ってあげてね」 べったりくっつくよ。
エノア:では、上がります。
GM:「……やあ」
エノア:「まだ、いらっしゃいましたね。もう出ていかれたかと思いました」
GM:心なしか、憔悴しているようだ。
エノア:「どうなさいました? ユドルファ」
GM:テーブルの上に、タロットが置かれている。「すぐ、旅立つ予定だよ」
エノア:「……また何か出ましたか」
GM:「無知とは、罪なのだろうか? ――そんなことを考えていた」 「知ることによって、人は、それまでの無知な自分と決別せねばならない」 「……私や、おまえのように」 エノアを見る。
エノア:「わかりませんよ、私には。無知であり、罪を知らないことが私の本質だった のですから」
エノア:「そのための"造られたもの"のはずでしょう」
エノア:「私は失敗したのかもしれないですけどね」
GM:「エノア……おまえは、もう創られただけの存在ではない。生きて、変化し 続ける存在だ」
GM:「完成されることのない、人間だ」
エノア:「……でも、私は、完成された何かを作りたいと……」とつぶやく。
エノア:「私も王都の方へ旅立つことにしました」
GM:「そうか。残念だが、すこし方向が違うようだ。お別れだな」
エノア:「ええ、きっとまたお会いできますよ。お体に気をつけて」
GM:「……またね」とエノアから飛び降りて、ユドルファにしがみつく。
エノア:「君も」と、少女の頭をなでる。
GM:エナは撫でられて、ご満悦だ。
エノア:「では、失礼します。お元気で」
GM:「君も。祝福のあらんことを」
GM:そして、君たちは別れた。
フェルクト:「エノアよ、生きて、変化し続けて、完成されないのに完成を夢見る存在を知 っているか?……それを人間と呼ぶのだ」ってセリフぐらいは吐いてほしいね
GM:……ユドルファに、人間を語る資格は、ないんだよ
GM:じゃ、次の店。「マルドゥックの舌」です
GM:女主人ミカエラが機嫌良く迎える。 「うれしいわ。またきてくれて」
エノア:「こんにちは」
GM:にこり、とほほえむ。「何かをお探し? それとも、ご注文?」
エノア:「ええ、少し買い物を。もうすぐこの町を立つつもりなので」
GM:「あら……残念。さみしくなるわ」
エノア:まあ、適当に見繕っておきます
エノア:あ、ロケットを返しにいっといていい? シーラに。
GM:あいよ。んじゃ、シーラは驚きつつも、感謝して受け取る。
エノア:「これを……」
GM:「この方は、父の親族でしょうか?」 細密画ね
エノア:「彼が最後に残していったものです。きっと大切なものなのでしょうね」
GM:涙を浮かべて感謝する。
GM:鎖をプレゼント>エノア
16 凍える瞳
□□ 09 ファンタスマ/正位置 「夢幻」 □□
GM:場末の酒場。吟遊詩人が、偶然にも「氷の瞳の姫騎士」の歌を歌っている。
GM:悲劇、という話だが、最後に「――しかし、姫は生きていた!」
GM:観衆「おお〜」「やんややんや」
GM:吟遊詩人「かの姫は、ガイリング2世の騎士によって、救い出されていたのだ!」
ヴィンセント:吟遊詩人の方をみて、また一杯一気飲みする。
GM:観衆「すげぇ! さすがだぜ!」「ほんとかよ〜。色男はつらいなぁ」
GM:〈自我〉どうぞ(笑)
ヴィンセント:(ころころ)よゆきち
GM:吟遊詩人は歌う。 「かの姫は、氷の瞳に暖かな春を迎えた! そして、宮廷の華となる……」 で、完。
GM:吟遊詩人の歌は、次の曲にいってるよん。
ヴィンセント:酔いながら「あの瞳に春はどこにもなかった」と独り言でもつぶやく
GM:見知った顔がある。クロムだ。 「不機嫌そうだな。独り言はよくない」
GM:「不運を呼び込むそうだ」
ヴィンセント:「これ以上の不運も見てみたい」
GM:苦笑しつつ、「殺戮者とやりあって生きているんだ。幸運だろう」
ヴィンセント:「生きていることが幸運なうちはまだましさ」
GM:不思議そうな顔をしてる。
ヴィンセント:「あんたには一生わからんよ」
GM:「死んだら、愛する者が悲しむ。・・オデルがそうだったように。死は、残さ れた者には苦痛かもしれない」
GM:「あんたと話をしていると、まるで100年生きた爺さんとはなしてるような 気になる」
ヴィンセント:「ふん」また飲む。
GM:「若いのに、悟るなよ!」どん、と背中をたたく。
ヴィンセント:「そうだな、若いうちは楽しむよ」飲みまくり
17 訣別
■■ 17 ステラ/逆位置 「迷宮」 ■■
GM:場所は、竜伯の居城。広い城だ。
GM:そこそこ身なりを整えて登城。
エノア:一応ね>身なり
GM:謁見の間には、年はそこそこいってるけど、快活な印象の美女がいる。
エノア:紹介をして、本題ね。
GM:「ようこそ。客人の方々。楽にして下さいな」
GM:いちおう、メインでしゃべるね>クォ
GM:「かしこまったしゃべり方をするのね、クォ。私を忘れたの?」と笑う。
GM:クォの表情が一瞬固まる 「……いえ。公式の場ですから」
GM:リザベートは、あっはっは、と笑う。
GM:ふたりの会話は、ぎこちない。クォが固まりっぱなし。
エノア:こちらから提案することはあったかな?>ヴィン
ヴィンセント:特には、ないよ。
GM:リザベートは、昔話に興じている。クォは、だんだん思い出しているようだ。
エノア:とりあえずは"氷の剣"に話題を振る。
GM:「そうね。深刻な問題だと思う。けれど、公式に協力はできないわ」
GM:「ブレダの領内だからね」
エノア:「そう、あなたはご存じだったのですか? 宮廷の彼女のこと」
GM:「あーーーーーーーっと。食事にしましょ。うん。そうそう」
GM:遮るよ>エノア
エノア:ふむ
フェルクト:わかりやすい人だ
GM:で、食事になる。なしくずし(笑)
GM:クォは、「風に当たってきます」と、途中で退室する。皿には手をつけていない。
フェルクト:横目でチラリと見て、軽く肩をすくめる。それからヴィンを見るとしよう。
ヴィンセント:じゃあ、話をしに行くよ。
フェルクト:その隙に、こちらはリザベートに真顔で話を。そっちが終わってからでいいよ。
GM:テラスだ。居城は丘の上にあるので、風が強い。
GM:「……」 ただ、風に吹かれている。気持ちは晴れていないようだ。
ヴィンセント:「――昔なじみなのかい、竜伯とは?」
GM:「え? ヴィン……さん……」
GM:「――ええ。彼女は遊歴であった頃、しばらくオクタに逗留されていました」
GM:それきり、だまりこむ。 //一度も視線は合わせない
ヴィンセント:「この前はあまり面識はないみたいなことを言っていたが」
ヴィンセント:《真言》使うよ。(ころころ)4で成功
GM:「それは、リアンが知らなかっただけです。不必要な記憶……だから……」 (ころころ)嘘をついている。
ヴィンセント:どこらへんか、までは?>嘘
GM:どこが、っていうと「リアンが知らなかっただけ」ってところ。
GM:あと、混乱しているのも判る。
ヴィンセント:ふ〜ん
GM:「昔……ずっと昔の記憶だから」
ヴィンセント:「何故、あんまり本題をあまりしたがらない?」
GM:「"氷の剣"がフェルゲンの王宮に入り込んでいることは、彼女にはやはり言 い出しづらいです」
GM:「また、みんなが死んでしまうかも知れない。そう思うと……」
ヴィンセント:「そこまで、わかってて来たんだろう?」
GM:「――貴方は、私を、殺せますか?」 真剣な声。それでも、目は合わせない。
GM:「"氷の剣"は、私と同じ顔をしています。声も、体も、あるいは――記憶さえも」 ……返事を待つ。
ヴィンセント:「殺戮者なんだろう、憎いんだろう? あんたが殺せないなら俺が殺してやるよ」
GM:吹っ切れたようにほほえむ。 眼は、氷のように澄んでいる。恐れや不安の感情は、ない。
ヴィンセント:「殺し慣れているからな」
GM:「ありがとう。貴方と貴方の剣に、殺されるように祈ります」 誰が、とは言わない。
GM:クォ・ヴァディスは、完璧な微笑みを浮かべている。 まるで、絵画のように、彫刻のように。
ヴィンセント:「いい眼をしている、あんたは」
ヴィンセント:半分皮肉
GM:「……綺麗でしょう?」 まるで、他人事のような答えだ。
GM:「戻りましょう、ヴィンセント。私は、もう大丈夫です」
ヴィンセント:「よし、交渉再開だ、俺達の成すべき事をする、それだけだ」
GM:to フェルクト:どう? なんとなく察してきた?
GM:to エノア:推察できそ?
フェルクト:to GM:何が?
GM:to フェルクト:クォとリアンと氷の剣の関係
フェルクト:to GM:三つ子?
GM:to フェルクト:ちゃうちゃう(笑)
エノア:to GM:人化した魔器かと思ってた>リアン
フェルクト:to GM:あるいはクレアータ同一シリーズ
エノア:to GM:まあ、お楽しみってことで
GM:to フェルクト:ふむふむ。……ま、結論はあとで(笑)
GM:じゃ、時間を戻して、リザベートが呼ぶ>フェルクト&エノア
GM:「あの子、印象がかわったわ」
フェルクト:「さて、バーマイスター伯」 信仰審問官らしい顔で。
GM:「フェルクトさん、でしたね?」
フェルクト:「ええ。わたしのことについては知っているはずです。聖典庁所属の神徒として」
GM:「ええ。少しばかりは。この度は、殺戮者の討伐にあたられたとか?」
フェルクト:「正直、エステルランドでの行動について、あなたの助力が得られるとは期待 していません」 ナプキンで口元を拭いつつ、一方的に喋る。
GM:露骨に、いやな顔をしている>リザベート
GM:「審問官は、人に嫌われるように話すのがお仕事なの?」
フェルクト:「必要に応じては。聖典庁の存在意義はただ一つ、殺戮者の完全なる絶滅です。 そして、今回、フェルゲンにその存在が噂されています」
フェルクト:にやりと笑って
GM:「……。そう、そうなの。あの子の歯切れが悪い理由も、そのへんかしら?」
フェルクト:「であるならば、行動はただ一つ。追いつめ、確認し、事実であるならば根絶 するだけです」
GM:「そのために、国の中枢をいたずらに混乱させないでいただきたい!!」 ダンッ、とテーブルを叩く。
GM:「……失礼」
フェルクト:「我々は国家の支配を受けてはいない。ただ、神と教皇の御心に従っているに 過ぎない」
GM:「それが、ご託だっての」 独り言ね。聞こえるくらい大きい(笑)
GM:「で? 私に何をしろっての?」
フェルクト:「その行動に、クォ・ヴァディスという存在はあまりにも不安定に過ぎます。 完全な味方か、敵か、中立か、判断が付かない」
フェルクト:「そのために、あなたが知り得る限りの彼女に関する情報を提供してもらいた い」
GM:「知り合って、間もないの? なんか、余所余所しいカンジだけど」
GM:「あの子は遊歴してた頃の知り合いよ。オクタに2ヶ月くらいいたことがあっ てね」
フェルクト:「その頃のものでもかまいません。お願いします、リザベート・バーマイスタ ー伯」
GM:「……あの子、聖痕を持ってたのよ。まだ、覚醒していなかったけど」
覚醒前の聖痕/独自の設定です。痣(聖痕)はあっても、奇跡を起こせない状態を指します。
フェルクト:「それはなんですか? コロナ? ステラ?」
エノア:騒音を横目に食事を続ける。
GM:「胸に、アングルス。額は、まだはっきりしてなかった。――あとは、背中ね」
フェルクト:……剥く?
GM:ヾ(・・;)ォィォィ
エノア:「――もう一つは何だったんでしょう? 彼女を縛る運命は」
GM:「"ディアボルス"」
エノア:「……そうですか」
GM:「……剥いちゃ、だめよ?」
フェルクト:「もちろんですよ」
GM:「魔女狩りなんて、いまどき流行らないんだから」
フェルクト:当惑げな顔で。心のセリフを読むなって
GM:いや、ギャグですから
フェルクト:「聖典庁は魔女狩りをしたことなど、一度もありませんよ」
フェルクト:小さくほほえんで 「一度もね」
GM:寒気がしたらしい。ゾゾゾ、と鳥肌たててる
GM:……ってなあたりで、全員再登場せい!!!!
ヴィンセント:復帰
エノア:「誤解しないでいただきたいのですが、私たちは皆が教会の使いというわけで もありません」
エノア:「特に、」枯れ葉とテラスを見ておく。「彼は」
GM:「はいはい。判ってるって」>エノア
フェルクト:二人が戻ってきたら、表情を切り替えて笑顔で。
フェルクト:……悪魔か、俺は。
GM:白々しいのぅ(笑)
GM:クォは、"氷の剣"討伐への協力をリザベートに願い出る。 馬・食料・武器などの準備。あと資金も。
エノア:「いいんですね」と、クォとヴィンを見る。
ヴィンセント:「ああ」
GM:「ええ」 完璧な笑顔で答える。瞳だけが、冷たい。
フェルクト:「ありがとうございました、バーマイスター伯」 笑顔だけど、こちらも瞳は冷たくね。
GM:リザベートは、ひとり呟く。 「これでよかったの? ディングバウ……」
GM:「今度は、遊びに来てね」 みんなに
GM:彼女は、大輪の花のような笑顔を浮かべる。
エノア:「では、行きましょう、王都へ!」
GM:「ええ。行きましょう……。すべての終わりの地へ」
GM:それきり、彼女はしゃべらない。
GM:馬と食料、その他が準備される。手早いね。王都までは2週間(適当)
フェルクト:早く出てけってことかね。
ヴィンセント:まあ、もう用事ないしね。
GM:手際がよい、と感じていただきたい>フェルクト
フェルクト:「王都ならば、知り合いもいますし」 ……いたっけ?
GM:テラスから、手を振るリザベートが見える。あと、遙か遠くの島から氷竜ディ ングバウの咆哮が聞こえる。
エノア:エルマー? 私だね>因縁
*ノエル・F・エルマー──神聖騎士団の形式的な団長。うら若い乙女。
実力、統率力を秘めた逸材ともいわれる。
GM:エノアの知り合いを頼るのが、楽だろうね。
GM:君たちの旅路は、王都フェルゲンへと続いている。長い道が。
GM:リアン──クォは、ケルバーを振り返る。そして、一度だけつぶやいた。
GM:「さよなら、リアン」
GM:"Blade of Arcana"
GM:"Testplay #2"
GM:"DESIRE"
GM:"End ...and the beginning"
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