ブレイド・オブ・アルカナリプレイ「ケルバー炎上」

【展開ステージ】

[シーン1 籠城]

ガルナード/ステラ逆位置/登場OK

GM:場所はケルバー城教会
GM:ケルバー軍の総大将は、倒れたまま動けない、という噂だ。
GM:不穏な空気の中、ガルは城教会にいる。
ガルナード:今後の指揮は誰がとるのかなー
GM:マリオンが答える。「リーンハルト卿だろうな」
リーンハルト:ほんとかよ
GM:「かのミンネゼンガー大将軍。いまだ健在、というところだな」
ガルナード:「なるほど、適任と言えような」
GM:#ああ。PCは英雄だからなっ(何か間違えつつ)
GM:さ、登場OKだよ。じゃんじゃんやっとくれ。
ガルナード:でも密かに嫁さんが気になっていたり(爆
GM:そりゃそうだろう(笑) 情報収集してると、どうもブレダの宣戦布告の使節がそれっぽい。
GM:リーンハルト卿も目にしてるはず。
ガルナード:(何故、エーファがブレダの使節に…?!)

ドミティア:ここで登場判定。(ころころ)成功
ドミティア:では、その二人が話しているところに後ろからいきなり…
ドミティア:「おや、このような腕利きが二人も」
ガルナード:振り返る。「あんたは…」
ドミティア:「お久しぶり。あなたがこの戦争に参加していたとは思わなかったわ」
ガルナード:「それはこちらの台詞だ。司教様ともあろうお方がこのような戦地に自ら赴くとはな」
GM:マリオンは「戦い足りない」と言い残し、夕闇に消える
ガルナード:「おい…。全く、相変わらずだな」マリオンの後姿に

ドミティア:「少々気になることがあってきてみたのだけれど…アレだったのかしらね?」
ガルナード:「気になること…?」
ドミティア:「ええ。ブレダが錬金術の施設を創っていたのだけれど…」
ガルナード:「錬金術の施設…そうか、あの義翼はそういうことか」
ドミティア:「果たしてあの翼の実験だったのかしら?」
ドミティア:「それにレージンガルの封印も解こうとしているものがいるようだし。川からも攻められたら少々厄介でしょう?」
ドミティア:「だからそれを教えに来てあげたのよ、リズに」
ガルナード:「どちらにせよ、大掛かりな戦いになるな」
ガルナード:「だが、その肝心の大将は負傷中か…」
GM:ふたりでリズのところへ移動ですね。

[シーン2 竜伯倒れる]

ドミティア/イグニス正位置/登場自由

GM:リズの寝室です。
ガルナード:では同行します
GM:登場判定もどぞ>他の方
クレリア:(ころころ)成功。ベッド脇に控えています。
クレリア:入って来た人にはお辞儀を
ガルナード:入室。ドミティアから少し離れて部屋の隅でたたずんでいよう
ドミティア:まずは司祭の性としてリズの診察を。
GM:重傷だ。生きていることが奇跡と思えるほど。
ドミティア:特技で癒えそうな傷ではないのですね?
GM:無理です(きっぱり) イベント傷なので(笑)
GM:リズはうわごとで、「燃やして……炎……」と繰り返す
ドミティア:クレリアに返礼しておきます「燃やす?何を?」
クレリア:「だいじょうぶよ、分かったから、ね」>リザベート
ドミティア:「(クレリアのほうに目を向けて)何の話?」
ガルナード:近づいて「何を燃やすんだ?」
クレリア:「ケルバーを炎から護るために必要なもの、それを取り出すのに、城教会を燃やさないといけないの」
ガルナード:「…そいつはまた厄介な話だな…」
クレリア:「でも、今ここには怪我してる人がたくさんいるし…」

リーンハルト:(ころころ)ここで登場しよう。
リーンハルト:「参事会は動転して纏まりようもない。意見は多いほどよいが、さかしまな物言いでは話が進まぬでな」
リーンハルト:と入室してくる
クレリア:「あ、リーンハルト」
リーンハルト:「これは懐かしい顔を……急場でなければ積もる話もあるが」とリザベートを見遣る
GM:因縁、幼子だったっけ>クレリア⇒リーンハルト
クレリア:そう、はじめて会ったのがはるか昔。

GM:リズの全身の火傷は治療してあるが、いまだ意識不明の重態。
GM:ここで〈事情通〉に成功すると、ちょっと情報追加>ALL
クレリア:(ころころ)事情通成功。
ドミティア:(ころころ)成功してます
GM:ドミティアのところに、ウルリカ司祭が挨拶に来る。
ドミティア:「これはウルリカ司祭。難儀なことね」
GM:ディングバウは生存しているらしい、という。ただしブレダ軍に捕獲済み。
GM:クレリアも同様の情報を、風の噂できいている。
GM:もうひとつ情報がある。
GM:ブレダの本隊がまだ到着していないのだが、そっちには、マンフリート商会の息の掛かった「攻城兵器」が配備されている、という。
GM:これが到着すれば、ケルバーはオシマイだ。
GM:ウルリカ「私たちは、どうしたら……」
ドミティア:「やはりね…炎の宝珠も取り出さなければならないし、攻城兵器も何とかしないといけない、その上レージンガルとは…」
クレリア:「少しずつ場所を分けてでも、怪我してる人他に移せない?」
GM:ウルリカが請け負う。市参事会にかけあう、という。
リーンハルト:「主不在の戦いか……潔く捨てるにはこのケルバーは愛し過ぎる。戦える者がどれだけ残っているか……」退出する。
ドミティア:「どうやって隠してあるのかはわからないのかしら?」
GM:PCが〈交渉〉するなら、もっと手っ取り早い。
ドミティア:炎の宝珠ね。
ドミティア:リズにリバース使おうかな…
クレリア:是非とも行く>〈交渉〉
GM:煮詰まったあたりで、ブレダ軍の再来が告げられる。完全に包囲された。
クレリア:「リーンハルト、…気をつけてね」
ドミティア:スルム司教の立場としては来てないからいけない>交渉
GM:夜襲、という概念は通常ないとおもいねぇ。朝がきたら、戦場はケルバー軍の死体でうまるかもしれないが。
ドミティア:リズの復活はもっと効果的なところで使いましょう。

[シーン3 北門奪還]

リーンハルト/ファンタスマ逆位置/登場OK

GM:数日が過ぎた。本隊はいまだ到着していないが、戦況は刻一刻と悪化している。
GM:暗雲立ちこめる戦場。
GM:リーンハルトは街門すべてを閉ざし、ブレダ騎兵の猛攻をしのいでいる。
GM:武勇を示してもらおうか。レッツ〈自我〉
リーンハルト:失敗すると何かあるの?
GM:被害が増える。>失敗
リーンハルト:(ころころ)失敗
GM:そんなに知性低いんか(汗
リーンハルト:はあ(照)
GM:ライナス「(ぜぇはぁ)北門に兵力が集中しています。もう……もちませ……」疲労の余り落馬
GM:そんなヤバイ状況の中、奇妙な動きがある。南方にブレダの特殊部隊が動いている、という情報だ。
GM:リーンハルト、指揮官としての選択だ。北門に助勢にいくか、南門を偵察させるか、
GM:どちらを優先する?

リーンハルト:「これから北門へ向かう。時を追うほどにより激しい闘いとなるだろう」
リーンハルト:「諸君。この戦を負けと思うならば去るもよし。
リーンハルト:「されど諸君らは知っていよう。虐げられし者は返って強くなる。鉄が打たれ、鍛えられてゆくように!
リーンハルト:「力で敵わずとも心で屈するな! 奴等は我欲のために侵略し、我らは愛に値するものを守るべく戦う!
リーンハルト:「この戦を誇りとともに戦える我らは決して敗者にはならぬ!
GM:ケルバー軍「おおおおおお!」
リーンハルト:「戦おう! 自由のために。貪欲と憎悪を追放しよう! 良き世界のために団結しよう! 良心のために、戦おう!!」
GM:「恐い!恐いぞ!だが俺たちにゃリーンハルト大将軍様がついてる!」
GM:「もう一踏ん張りせにゃあ!」
リーンハルト:レッツゴー
GM:軽ッ
リーンハルト:ライナスに南方偵察を命じる
GM:ライナスは立ち上がって拝命する「お任せ下さい、将軍!」
GM:リーンハルトが加勢した北門は勢いを盛り返す。
GM:そして、主力部隊を駆逐するに至った。
GM:「勝った!」「北門を取り戻したぞぉ!!」
GM:一方……
GM:ここでマスターシーンに切り換えます。

[シーン4 勇者]

マスターシーン/シーンカードなし/リーンハルト以外登場OK

GM:南方。スルム渓谷を過ぎた場所で、ブレダの斥候部隊が姿を現す。
GM:複数の《機甲馬》を使い、鎖の絡みついた巨大な岩を動かしている。
GM:ライナス「何をしている!」
GM:ブレダ兵「……(無言で攻撃指示)」
GM:ライナス「止まれ! 我らは決して屈しない!自由のために!!」
GM:ライナス「(リザベート様、リーンハルト卿、私に勇気を与えて下さい)」
GM:ライナス「うぉおおおおおおおおお!!!」

GM:戦闘後に登場できます。
ガルナード:登場判定しまふ(コロコロ)だめでした
ドミティア:同じく判定(コロコロ)成功。天空馬に乗って上空から行きたいのですが
GM:OKです。
ドミティア:下はどうなってます?レージンガルは?ライナスは?
GM:鎧姿のライナスは血にまみれて倒れている。複数の騎兵に蹂躙されたあと。
GM:彼は、ブレダの斥候部隊を討ち果たし、企みを防ぎきった。
GM:ライナス「ああ……伝説の……ヴァルフェー……」
ドミティア:降りていきましょう。《聖光》は間に合いますか?
GM:間に合わなかった。命尽きる寸前だ。
ドミティア:…………
GM:「僕は……亡霊戦士の城へ……?」
ドミティア:「…その様なことはない。お前のような勇者はアーの盾にこそふさわしい」
GM:「嬉しいです。僕は、リザベート様とケルバーのために、立派な盾……に……」
GM:「ヴァルフェー様、お願いです。どうか、ケルバーの勇者達をお守り下さい……」
ドミティア:「…安らかに眠りにつくが良い、勇者よ。そして、我等が、お前の護った地を護るのを見届けよ…」
GM:間もなく、スルム渓谷の騎士たちが追いつく。
ドミティア:天空馬を隠して迎えます。
GM:「司教様、レージンガルが!かのブレダの陰謀で……はっ!」
ドミティア:「…アーよ、また一人の勇者が身元へ…」
GM:ドミティアにあわせて十字を切る騎士たち。

GM:「司教様、レージンガルはもう止まりません。かつて竜を捕らえるためにつくられたがために」
GM:二匹の竜が戦場を駆けていったという目的情報が報告される。
GM:さて。どうします?>レージンガル
ドミティア:「では、一刻の猶予もなりませんね」
ドミティア:∵再生∵を使用して、リズを回復できますか?
GM:申し訳ないが再び却下。GM特権「イベント傷」ッッッ
GM:大火龍の呪われた息吹のせいで、なぜだか傷がなおらないよー、といった具合>イベント傷

無茶いってますねー

GM:目覚めたレージンガルは、そのままケルバーへ到達します。ここでシーンチェンジ。

[シーン5 悲しき宴]

ガルナード/エルス正位置/登場OK

GM:舞台は再びケルバーです。
GM:幾度となく突撃と防衛が繰り返された。街は疲弊しています。
GM:ガルナードも疲労困憊。ひどく眠い。

ガルナード:「…いかんな…」顔を洗いにゆく
GM:城教会に着いた。負傷者の搬送がほとんど終わっている。
GM:人気のない城教会を司祭服の男が歩いている。……因縁を感じる。
ガルナード:む?
GM:わずかに見覚えがある。ドミティアがモーズと呼んでいた司祭だ。
ガルナード:「…何だ…?」男を睨み付ける
GM:エフェクトスの聖痕が、ミシリ、と音を立てる。幻影が浮かぶ。
GM:モーズ「くっ……何事だ、これからというところで」
GM:モーズの左腕が共振している。
GM:老人の左腕に浮かぶのは、エフェクトスの聖痕だ。あのときと同じ……。
ガルナード:「お前は…確かモーズ司祭…」
ガルナード:「忘れたとは言わせぬ!」思わず剣に手をかける
ガルナード:「エーファは…どこだ」慎重に間合いを詰める

ドミティア:(登場判定に成功)「ガルナード、何があったのです?モーズ司祭?一体何を?」
GM:モーズ「不思議な因縁よな。よもやスルム司教ザロメ殿まで登場とは」
ガルナード:モーズ以外眼中外(汗
GM:モーズ「……! そうか、エーファの思い人とはお主か。どうりて働きが悪いわけだ」
ガルナード:「答えろ!エーファはどこだ」
GM:「エーファは軍使の責務を果たし廃棄された」
ガルナード:「…廃棄、だと…?」顔に戸惑いの色が。
GM:「運がなかったのじゃな。リザベート伯に布告を伝えた後、帰り道で狂いおったわ」
ガルナード:「…どういう事だ…!」
ドミティア:「少し冷静におなりなさい、ガルナード!モーズ司祭、何を言っておいでです?(冷たい声で)」
GM:「ドミティア殿も、こちらを離れた方がよろしい」
GM:「間もなくガイリング二世陛下が、直々に到着なさる」
GM:「すべてが終わる。殺戮の世界だ。この世の終わりじゃよ」
ドミティア:「あの金塊についていた紋章はそういうことでしたか」
GM:「これ以上犠牲を増やしとうない。行かせていただくよ」
ガルナード:剣を抜いて飛び掛ります。「貴様!」
ドミティア:「お待ちなさい!モーズ司祭!何故あなたが……」

クレリア:(登場判定に成功)「どうしたのっ?!」
リーンハルト:(クレリアの《巡りの星》で登場成功)「これは何としたことか!?」

GM:「……多勢に無勢じゃな」
ドミティア:「あなたは…ケルバーを、リズを売ったのですか!」
ガルナード:「逃がさん…!」剣を構える(爆
GM:モーズ「売った? 残念だが思い違いだ。私はもとよりガイリング二世陛下の忠臣よ」
GM:……ゴゴゴゴゴ、と天空から雷鳴が轟く。
クレリア:「なに?」>雷鳴
GM:雷光とともに、ロヴレンドが登場する
GM:モーズ「馬鹿な!約束が違う!!」
GM:モーズ司祭は奇妙な行動をとる。「レクスの聖痕よ!ロヴレンドを∵呪縛∵せよ!」
GM:遙か彼方で、ロヴレンドは失速。そのままケルバーより離れた場所に落下。

GM:モーズ「邪魔をされては困るからな。さあ、戦うとするかね。皆の衆」
GM:「陛下より賜りし八つの聖痕、ここなる宴に捧げよう! さあ、最後の賭は吉か? 凶か?」
GM:宴宣言です

※GMの反省部屋「余計な戦闘はしない」
オンセで余計な戦闘をしてはいけない。
GMのシナリオ構成が甘かった。大反省。
ブレカナの戦闘は、対決ステージを除いて手順を省略するなど対策してから取り入れるのが吉。
(ラウンドごとのシーンカード省略、代償の省略など

モーズとの戦闘は熾烈を極めた。 無人の城教会は砕け散るほどに(∵爆破∵)。
だが、ガルナードの剛剣と愛馬ローテスハゼに跨ったリーンハルトの突撃によって、モーズは討ち果たされた。

GM:死ぬ!何点オーバーキルするつもりや!!
GM:「ぐはあああ〜〜〜〜〜っっっ!!!」
GM:だが、その瞬間モーズは不可解な笑みを浮かべる
リーンハルト:「笑中に刀あり、か。そなた何を企んでいる?」
GM:「御大将、ワシはワシのエゴで戦いを終わらせたかった。……我が娘、エーファのお役ごめんのために」
GM:「錬金術師というのは因果なものだ。陛下のご期待に応えた結果が、我が身に呪いとなった」


GM:もちろん、ガルナードに聞こえないよーに言うわけだ。
ガルナード:な、なーる(汗 娘とかいうのも聞こえてない訳ですか(笑
GM:ガルナードだけは聞いちゃならん! 美しくない!(エゴ丸出し)
ガルナード:了解であります!(びし


ドミティア:「モーズ……何故あなたは私に助けを求めてくれなかったのです…何故一人で戦ったのです!」
GM:「あなたの信仰によって、私は娘の感情を理解できた。だからこそ、戦いに巻き込みたくはなかったのじゃ」
リーンハルト:「急いてひとつの問いに捉われたな。かような結末に満足できるというのか」
GM:「わからん……。だが、陛下は素晴らしい方だ。乱世を平定して下さる。きっと……」>リーンハルト
GM:がくり、と力が抜けていく。
リーンハルト:「ここまで、さだめし苦難の道のりであったろうな……」

GM:「ああ……。エーファよ、お前の幸せは、きっとあの青年とともに……」
ガルナード:「…待て!エーファは…」モーズに近づいてゆく
クレリア:「……」《抱擁》
GM:抱擁され、幸福のうちに消滅する。
ドミティア:「…この者の魂は、御身も御許にいけないのですね、神よ。ならばせめて安らかに…」十字を切ります。
クレリア:「こんなのって…!」


GM:モーズの身体を離れた聖痕は、遙か彼方へ……ロヴレンドのいる場所へ集められていく。
GM:聖痕が収穫されたので、[聖痕の解放]は持ち越しです。
クレリア:そういえばロヴレンド、シーン内にいるんだった


GM:マリオンが登場。その手に金髪を一房握っている。
ガルナード:「マリオン!?」金髪に目がいきます
GM:「戦場で娘に会った。“ガイリングを止めに行く。二人で居た時間は幸せだった”と」
GM:「そう、伝えてくれといわれた」
ガルナード:「…エーファ!」

[シーン6]

ドミティア/アングルス正位置/全員登場済

GM:リズ捕獲。市参事会堂へあつまっています。
GM:もろもろの情報が集約されます。
クレリア:ロヴレンド、すぐには来ない?
GM:来ませんね。なぜか。
リーンハルト:∵魔器∵使って槍直しときます。
GM:状況確認。レージンガル、炎の宝珠、がケルバーを護る要といえる。
GM:だがブレダ軍は容赦なく接近。夜明けとともに総攻撃に出る。
GM:レージンガルはケルバーの内部に侵入。蛇のようにとぐろをまいている。
ドミティア:「まずレージンガルの支配を行うべきかと存ずるが、いかがであろうか、諸卿」
GM:市参事会の面々は、「いったい誰が? かの竜すら捕獲する魔器であろう!?」
GM:「無理だ無理だ! こうなれば、いかに講和するかを検討すべきであろうな……」
GM:と弱腰丸出し。

ドミティア:∵紋章∵発動
ドミティア:「では、自由を捨てるのか、貴兄らは!ならば、此度の戦役で死んだ勇者達は何のために戦ったのだ!」
ドミティア:「先の戦いでは馬三十頭でどうにかなった」
ドミティア:「そんなものを恐れるとは、このケルバーの勇者達の力はたかが馬三十頭の力に及ばぬのか!情けないことを申されるな!」
GM:参議会メンバー全員が聞き入っている。
GM:「市参事会としては言葉もない。可能な限り、ケルバーを護るため団結しよう」

ガルナード:「俺がやる」
ガルナード:「誰かがやらねばならぬ。そうだろう?」
ドミティア:「その通りです」

GM:参議会の意見も一致した。レージンガルを支配するための「力の試練」が行われる。
GM:戦況はぎりぎりのところだ。リーンハルトは指揮官として北門維持のためにいかねばならない。

-----------------------------------------
※ケルバー防衛戦・地図

□□□□□□□龍  
□□▼▼▼▼□□  (省略記号)
□□▼▼▼▼□□  ■:外壁
□□□▼▼□□□  ●:城教会
□□□△△□□□  =:北門
■■■==■■■  ▼:ブレダ軍
■□□△△□□■  △:ケルバー軍
■□□将聖□□■  ★:縛竜鎖レージンガル
■□□□□□□■  
■□□★傭□□■  将:将軍リーンハルト
■□□司□□□■  傭:傭兵ガルナード
■□□●□□□■  聖:聖剣クレリア
■□□□□□□■  司:司教ドミティア
■■■■■■■■  龍:大火龍ロヴレンド

-----------------------------------------

リーンハルト:では退場で。
GM:マリオンはガルに残りの話をした上で、北門へ。
GM:ああ。ちと待たれよ。リズがイベント傷から復帰します。
ドミティア:そうですか。では、お言葉に甘えて未使用で。
GM:リズ「ザロメ(ドミティアのコト)、あなたの声が聞こえたわ。もちろん、クレリアの声も」
クレリア:「リズ!」
ドミティア:「…今はその名前の者として来てないのよ。ドミティアで通して頂戴」
GM:苦笑しつつ応じる>ドミ
ドミティア:「ディングバウは今何処にいて、どうなってるか、わかるかしら?」
GM:「ディングバウは……まだ生きている。けれど残された力は弱いわ」
GM:「将軍、私も北門へ行きます」
ドミティア:「少なくとも、居場所がわかれば、レージンガルをそちらに向かわせない事が出来るでしょう?わからない?」>リズ
GM:場所は判る。レージンガルを支配できたならば、登場可能ということだ(笑)
リーンハルト:「今のそなたにいくさ場は無理だ。安生致せ」
GM:「それは……」と、顔を寄せる>リーンハルト
リーンハルト:なになに?
GM:「爺、あたしが前線でカンバン張らなくてどうするのよ!?アァン!?」
リーンハルト:キーン
リーンハルト:ぼそぼそ「……老いて子に従うのが変わらぬ世の慣わしか(ちと寂しいのう)」
リーンハルト:「やれやれ、連れてってやるか」
リーンハルト:「私は今この時代を担うべき者ではない。世は既にそなたら若人の手に委ねられておる」
GM:「ありがとう! 将軍様の許可がおりたわ!みんな!」
ガルナード:「…元気なこった」苦笑する
GM:ケルバー要人「おおおおお!!!! 将軍と竜伯が立たれるぞ!」「勝てるぞ! いまこそ攻撃の時だ!」

GM:∵紋章∵もあって盛り上がる盛り上がる(笑)
ドミティア:「…ガル、頼みましたよ…」
ガルナード:「ああ、任せろ」
GM:リズ「あなた、傭兵よね。……どうして命を懸けてレージンガルを?」
ガルナード:「…俺にも守りたいものがある。ここで命を懸ける事は、己の目的に通じる。それだけだ」
GM:決意を感じ取ってか、リズは頷く。
ドミティア:北門に行きましょう。

GM:リズ「リーンハルト卿……私は立っているだけで精一杯です。指揮はすべてお任せします」
GM:丁寧口調やね。気力だけ、みたいなー。
リーンハルト:「確かに承った。騎士リーンハルト=フォン=ヴォルケンシュタイン、出陣致す!」
リーンハルト:ハイヤー
クレリア:「私も行くよ。…あ!宝珠!まだ取り出してない!」
GM:リズ曰く、あなたの歌が宝珠に力を与えるそうな。
クレリア:取り出さなくていいの?
GM:そうです。

[シーン7]

ガルナード/マーテル逆位置/ドミ登場済

ケルバー中央のマルクト広場。
負傷者や市民が見守る中、ガルナードは巨岩に取り付いた鎖、レージンガルと相対していた。
鎖は、木の幹ほどに太い。どれほどの重量か想像すらつかない。
鎖は巨岩を縛り、いままさに砕こうとしていた。

ガルナードはレージンガルを支配せんと、その手を伸ばす。
そして、圧倒的な質量の鎖が手に、足に、胴に絡みつく。
純粋な力の試練が始まった。

一度目。

鎖に打ちのめされ、引き倒され、ガルナードは満身創痍になる。
ドミティアの支援(死の瞳、聖光)があって、やっとの互角。

二度目。

ガルナード:いきまっす「くっ…負けん!」
ガルナード:(ころころ)うぞ…失敗
GM:さらに6点の実ダメージ。うっはっは(邪笑)

いよいよ限界が近い。
鎖はすでにガルナードの全身を覆い尽くしている。
かの竜を捕縛するための魔器。人間の力では抗い得ないのか?

三度目。

ガルナード:「こんなところで…倒れる訳にはいかん!」

力が拮抗した。
レージンガルは唸り、きしみ、振動する。
ついにレージンガルは抵抗をやめ、ガルナードの支配下に落ちた。

GM:力の試練、達成!!!
GM:いよいよ大詰め。北門へシーンチェンジ。

[シーン8]

リーンハルト/ファンタスマ逆位置/クレリア登場済・登場OK

GM:北門です。
GM:戦場のど真ん中。凄惨な様相だ。
GM:混乱。殺戮。阿鼻叫喚の地獄そのものだ。
GM:豪の槍は鮮血に滑り、クレリアも疲労困憊。
リーンハルト:「ぬう! 退くなぁ! 支えるのだ! 我に続けぇ!!」
GM:この地獄を生み出したのは殺戮者なので、[悪徳]の鎖をあげよう

悪徳の鎖が渡される。
悲鳴をあげるリーンハルトとクレリア。

GM:両者の屍はうずたかく山となっている。
GM:その山の頂上で、下界を見下ろす超越者然とした女性。
GM:エロイーズ。かのガイリング二世の預言者。
リーンハルト:「後陣を固めろ! 城伯を守れ! む、あれは?」
GM:エロイーズ「リザベート、そしてリーンハルト将軍……無駄な抵抗はおやめなさい」

戦争の元凶、エロイーズの登場に色めき立つPLたち。
登場判定に失敗して悲鳴を上げるガルナード(笑)
クレリアの《巡りの星》のおかげで再判定。舞台に上がることに成功。

リーンハルト:「勝敗は確かに遺憾、だが諦めなくば無駄にはならぬ!」
クレリア:「無駄にはしない!」
ガルナード:「将軍!こちらは方がついたぞ」
GM:「笑止。陛下の覇道は灼熱の炎が切り開きましょう……」
GM:「歪な義翼なれど、お前達を屠るに充分。陛下の覇道を阻むものではない」
ドミティア:「竜ごときが戦神の娘を止められると思いますな!」

リーンハルト:「バーマイスター城伯に申す! 再起のために下がられよ、ここはそれがしが引き受ける!」
リーンハルト:「わしは精一杯今の苦難を担おう! そなたは明日を請け負え!」
ドミティア:「リズ……貴女はしばらく下がっていなさい」
GM:「わかったわ。……みんなに、私の最後の力を託します」 リズは∵活性化∵を使用。なにがいい?
クレリア:∵模造∵でしょう
GM:ではドミティアの∵模造∵を∵活性化∵して退場する。


GM:では、最後の戦闘です。宴宣言は言葉のみ。
GM:「灼熱の炎は不滅。我が偽りの肉体を捨て、陛下の覇道をここに示さん。きたれロヴレンド!生け贄を受け取るのだ!」
GM:轟音とともに、半ば砕けた義翼のロヴレンドが飛来する
GM:そして絶叫。屍の山を突き崩しながら着地。

リーンハルト:「"馬上にあって盾いらず 槍は神槍"豪の槍" 疾風の如く陣を裂く リーンハルトは不二の騎士"かつてそう謳われた頃から寸部劣らぬこの槍を、とくと味わえ!」
リーンハルト:「我こそ騎士なり!」
ドミティア:「…さて、参りましょうか。アーの御名の下に…悪竜に裁きを与える!」