ブレイド・オブ・アルカナリプレイ「赤き殺戮者」

【導入ステージ】

[カディスのオープニング]

カディス/逆位置のグラディウス「維持」

GM:場所はケルバー。前回(ノゾミ・カナエ・タマエ)から、すでに2ヶ月経過。
GM:あいかわらず活気のある都市だ>ケルバー
GM:しかし傭兵の数、武器の流通の変化などが感じられるね
カディス:物騒な兄ちゃんとかたまに見かける?
GM:往来には少ないけど、飲屋街とかにたむろってるね
GM:あとは宿場の通り。賭場なんかも(笑)
カディス:そんな奴らはほっておこう。
カディス:一応世の中の情報収集でもするかな
GM:お約束の〈事情通〉判定どうぞ。
カディス:(ころころ)だめだめ
カディス:世知辛い世の中について行けてないよ
GM:オヤヂには風当たりきついね>世の中
カディス:心は若いんだけどね
GM:流れ流れて、どこいくの?>カディス
カディス:王都かな
GM:けっこう遠いよ。馬もってるっけ?
カディス:支給されず
GM:徒歩か。所持金は十分だろーけど。
カディス:各地で情報収集しながらだから。
GM:では、ケルバーを出る準備中ね。食料の買い出しなんかをしていると、通りで騒ぎをみかける。
カディス:なんじゃらほい。
GM:派手な喧嘩のようだ。よく見ると1対多数
カディス:やばそうなら手助けするけど
カディス:どんな感じ?
GM:多数派「オラオラ、おれら騎士様あいてにすごんでるんじゃねーよ」
カディス:すごんでんの?>一人
GM:多数派「ズボンが汚れちまったぜ」
GM:ひとり「そ、そっちが往来で騒ぎを起こすからっ!」若いね
カディス:分かり易いキャラ
GM:ひとりの方は、かなり華奢な体つきの青年。つーか少年?
カディス:見て手もどうしようもないし、話に加わるかな。
GM:多数派は、総勢10人ほど。
GM:事情を把握したいなら、〈交渉〉かなぁ。
カディス:「どうかしたのかな?」
カディス:(ころころ)しっぱい〜
GM:どっちに話しかけるかにもよるけど。まぁ、失敗じゃ、ね。
カディス:訳も分からず話しかける>ひとり
GM:「騎士だから偉いってわけでもないでしょう!」とすごんでる。
GM:「こいつらが乱暴を働いているんです。見てみないふりなんてできない!」だそーだ。>カディス
GM:腰になまくらソードを指している。
カディス:「うーん、若いって良いなあ」
GM:「……! 若いって、悪いことですか!?」
カディス:なにがあったのかねと10人に向かって話しかけるよ
GM:多数派「おれらを抜きに、盛り上がってるんじゃねぇ!」
GM:抜刀!>10人
GM:「逃げるなら、いまのうちだぜぇ。てめえはすっこんでろ!」>カディス
カディス:「おいおい、街の往来で物騒な」
GM:かなり物騒やね。 物見高い連中も、かなり遠ざかっていく。
カディス:「場所を変えましょう、こんなところで騒ぎを起こしても恥をかくのはあなた達ですよ、騎士様方」
カディス:さりげなく、挑発してみた。
GM:まぁ、見た感じ強くはない。烏合の衆だ。君の余裕ある態度にちょっとびびる。
カディス:誰?ときいてみる
GM:「お、おれらを誰かわかっていってるのか? アァ!?」
GM:といって騎士団の紋章をみせる。マントをばさぁっ! って感じ。
カディス:その時はそっちをみていない
GM:じゃ、聞いた人(一般市民)は逃げ腰になりつつ「どこかのお偉いさんの私兵ですよ」
カディス:「じゃあ、騎士じゃあないじゃないか」
GM:そりゃ、一気に囲い込み運動>カディス // 騎士のとりまきってとこ?
カルル:そこに通りかかってみます(ころころ)登場判定成功
GM:じゃ、ケルバーの大通りのひとつ。 騒ぎを見つけて物見高い見物モード。
GM:オヤヂと華奢な少年を、10人ほどの男達(マントはおってる)が取り囲んでいる。
GM:マントの紋章は〈事情通〉でわかるよ
カルル:「何があったのだ?」と近くの野次馬に聞く
カルル:(ころころ)失敗
カディス:だめだめだあ
カルル:「どこの奴らだ?(笑)」
GM:同じ返答だなぁ(笑)「どこかの私兵(以下略)」
カディス:「騎士じゃあないらしいぞ」
カルル:どこぞの、下っ端共か
GM:で、オヤヂは挑発的言動してるらしい。ターゲットは最初少年だったらしーけど、いまはオヤヂ狩りだ。
カディス:「世の中の厳しさを教えるのも大人のつとめだな」
GM:「謝罪するなら、聞いてやるぜ」>カディス
GM:「ただし、それが遺言になるがなぁ!」

*ちんぴらモード炸裂中。GM得意の演出である(誇れねぇ)

カディス:「馬鹿だ……」
GM:切れるぞ(笑)>馬鹿
GM:話を長引かせてもつまらないので、一気に撃ち掛かります。対処は?
カディス:もっとすんごい一撃を食らわせる
GM:抜刀?(^-^; >カディス
カルル:「止めたまえ」と《注目》
GM:おー。らしい行動だ。成功すれば>カルル

*昔の《注目》──「ロード・オブ・グローリー」で修正されるまで、代償ナシで殺戮者すら無力化できる究極特技だった。
リプレイ当時のカルルの強さは、かなりのところ《注目》の高性能に負っていたといえるかも。

カルル:抜刀してからでいいです(笑)>カディス
カディス:はい、遠慮なく
GM:うぇ。戦闘にもならんぞ。でも10人いるし〜。
GM:いちおう判定を。威力を見せつける、というなら〈重武器〉かな。>カディス
カルル:脅すならカディス先どうぞ、切り倒すなら先やらせて
カディス:(ころころ)4で成功
カディス:まあ、町中だから脅し
GM:対抗しておきましょ。こっちも〈重武器〉ね。
GM:(ころころ)ちょこっと抵抗されたけど、やはり力量の差が見えたようだ。
カルル:では、びびったところで 〈交渉〉+《王者の相》+《注目》 7以下
カルル:(ころころ)2で成功
カルル:「このような往来で、それ以上は止めたまえ」と、雑魚共の動きを制す
GM:おいしいところをかっさらうね>カルル
GM:えらそーだな(笑) (ころころ)しかし、その言葉どおり、私兵たちの動きがとまる。
GM:「なんだ、アンタは……」>カルル
GM:へこんでるっぽい(笑)<10人
カルル:それ以上の効果はないんだけどね(笑) まあ、少し落ち着いたようだったら、解放してあげる。
カルル:必要なら、〈交渉〉+《王者の相》+《無垢》 で、立ち去るよう言いつける
GM:ヒートアップしている彼らだが、荒事(〈重武器〉)で負けているのを悟ってか、撤退風。
GM:負け犬っぽく、セリフを吐こう
GM:「ちくしょう! てめぇら、覚えていやがれよ! 黒剣騎士団の名に懸けてリベンジだ!」
GM:で、退場〜
GM:残ったのは拍手喝采する見物客と、最初のターゲットこと少年。
カルル:「はっはっは。……下衆が」

GM:頭悪そうだぞ、アンタ>カルル

GM:「あの……助けてもらったみたいですね。すみません」と少年。ふたりに。
カルル:「余計なことだったようだが、往来を汚すこともないでしょう」と、おっさんに笑顔で話しかける。
カディス:あんた、やたらといやらしいなあ
カルル:頭悪そうなんですよ>カルル
GM:ボンボンだもんねぇ。
カルル:「ははは、きっついねぇ、あんたも」>カディス
GM:少年は地べたから立ち上がって、手を差し出す「感謝します。あなた方はアダマスの勇気をおもちだ」
GM:騎士っぽい物言いだね。
カルル:「礼は主にこのおっさんにいっときなさい。騒ぎになってなかったら私は来なかったから(笑)」

GM:もう見物客も去っている。自由行動どーぞ。
カディス:「ここであったのもなんかの縁だ、この兄ちゃん(カルル)に何か奢ってもらおう」
カルル:「ん? まあ、いいでしょう。軽く酒食でもしますか、いい店もあるし」
GM:「ぜひお礼をさせてください。母が小さな宿をやっていますので」
GM:「……そうですね。貴族御用達のお店のほうが……」>カルル
カディス:「どっちでも良いですよ。私は」
カルル:「いや、その君の所の店に行こう」
カルル:「しらん店には、一度は脚をはこんどくものだ」
GM:笑みを浮かべて「ご案内します。名乗るのが遅れましたが、私はケイスといいます」
カルル:「私はカルルマン・テロメア、こっちがイニィ」 と相棒も紹介しとく
GM:カディスとケイスを見て、「クワァ」と一鳴き。
カディス:嗚呼、名乗ってなかったね。「私は、カディス。イアン・カディスです」
GM:「カディス……さん?」
GM:一瞬、足を止めた>少年
カディス:ん?
GM:「こっちです」と何事もなかったように進む
カルル:少年の雰囲気は気にしないでおく
GM:鷹揚だね>カルル
カルル:色々無駄話をしながら着いてく

GM:では、シーンチェンジしましょう。

[エアハルトのオープニング]

エアハルト/逆位置のルナ「深淵」

GM:場所はケルバー近郊にある小さな街。
GM:エミリアから情報を受けてココまで来ている。 "解放者"に関係しそうな人物がいるという情報だ。
エアハルト:つらつらと流浪しております。
エアハルト:「今回は当たりだといいね」
GM:途中まで一緒に来ていたエミリアは「きっと運命が導いてくださいます」と言っていた。
エアハルト:「運命、ね」
エアハルト:「もちろん、信じているさ」
エアハルト:ネガティヴな物言いだなぁ(笑)
GM:ケルバーの「アレイオス」なる人物が手助けしてくれるそうだ。
エアハルト:はぁ。誰?
GM:「彼もまた、防人の一族です」とエミリア
GM:直接合ったことはないという>アレイオス
エアハルト:「なるほど。では頼らせていただきましょう」
GM:で、現在は一人旅。
エアハルト:一人と1物体旅
GM:「アレイオス様は、気高いお方です。……マスター」とティア
エアハルト:おや。「君は彼を知っているんだ?」
GM:目をつぶったまま、「私のメモリーには、多くの防人の名が刻まれていますから」

エアハルト:メ、メモリーすか。
GM:メモリーです(笑)

GM:で、目をつぶったまま「私のメモリーには、必要なときにマスターのお役に立てる力が封印がされています」
エアハルト:「ありがとう」小さく微笑むよ。
GM:「……本当に必要な刻はまだですが」小さくつぶやく
エアハルト:聞こえないふり(笑)
GM:では、宿場町で小さな事件がある。
GM:家畜泥棒だそうだ(笑)
エアハルト:どうしろと(笑)
GM:小さな宿場町では事件ではあるらしい。寄り合いがあって、真剣に討論がスタート(笑)
GM:で、宿のオヤヂが帰ってこない(T-T) 出発できん。
GM:ティア「こまりましたね、マスター」
エアハルト:「小さなことからコツコツと、だね」
エアハルト:ため息ついて助力を申し出よう。
GM:目をつぶって「……はい」と従う。
エアハルト:井戸端会議に参入
GM:街の人々は、協力の申し出はありがたく受けるよ。
エアハルト:じゃあ、状況証拠を報告してくれい。
GM:牛飼いのボブのところのメアリーとアルが、おとといから行方不明。
GM:で、猟師のスミスが猟犬を連れたままま一週間ほど行方不明
GM:で、「スミスがボブの牛を持ち出したにちがいない」と(笑)
GM:たわいもない言い争いですな>井戸端会議

エアハルト:じっちゃんの名にかけて! よし、推理スタート!
GM:いちおー、〈知覚〉してみてちょ。
エアハルト:(ころころ)成功。
GM:牛飼いのところの柵が、いちばん街からとおいところで破られている。
エアハルト:スミスはただの遭難。メアリーとアルは恋仲で駆け落ち。牛は逃走資金。
エアハルト:完璧(笑)
GM:だいたいその路線で片が付く(ぉぃ
エアハルト:……もしかして、メアリーとアルが牛?
GM:そのつもりでした(笑)>牛
GM:「牛同士でも、恋仲じゃぁしかたあるめぇ」(謎)
エアハルト:まあ、冗談はさておき、とりあえずその脱柵の現場へ。
GM:犬が一頭いるよ。大型のやつ。
GM:威圧感のあるうなり声を出して、威嚇。
エアハルト:ミューティレッてたらどうしよう?
エアハルト:犬?
GM:犬でふ。
GM:よく見ると重傷を負ってる>犬
エアハルト:「スミスさんの猟犬かな?」
GM:ティア「……私には判りかねます。マスター」
GM:村人は遠巻き(笑)
エアハルト:村人に大声で尋ねよう。
GM:「そんだや〜」>村人の返事
エアハルト:一応、ゆっくりと犬に接近。ムツゴロウらいくに。
GM:立派な体躯の猟犬だが、胴体部と頭部からおびただしい出血と傷跡が見える。
エアハルト:もう、どー考えても牛をオヤツがわりに喰う奴が犯人(涙)
GM:「グルル……」と唸ると駆け出す>犬
GM:で、すこし移動してストップ。振り返る。
エアハルト:治療手段がないんだよな……手当自体は村人に任せよう……ってついていく。「案内してくれるのか」
GM:じっと見るよ。なんか知性が感じられたり……。>犬
エアハルト:「よし、では案内してくれ」
GM:はいはい。走り出すよ。
GM:険しい山道に入る。
GM:村人はすでにおいてけぼりだ。ティアも辛そうだ……って魔剣が?(^-^;
エアハルト:まいったな、小休止が必要かも。
GM:這々の体で着くと、そこは谷川。
GM:休めそうだ。
エアハルト:では休憩
エアハルト:清水で顔を洗って、と。
GM:「……マスター。犬が死んでいます」
エアハルト:「……なぬ?」
GM:岩に倒れかかるようにして死んでいる。すぐそばに人が倒れている。
GM:〈知覚〉してちょ。
エアハルト:(ころころ)成功。
エアハルト:スミスさん?
GM:女性だ。
GM:近づくと、むっとする臭い。……嗅ぎ慣れた鉄錆に似た「あの」臭いだ。
GM:岩場の裏手から、その臭いが漂ってくる。
エアハルト:慎重にのぞき込む。
GM:よくよく見ると、上流の水に赤いものが混じっている。
GM:そこで見たものは−
GM:死体・死体・死体・死体・死体・死体・死体・死体・死体・死体・死体・死体・死体・死体・
GM:すべて、命を失った亡骸の山だ。
GM:すべて、すさまじい暴力で引き裂かれ、あるいは引きちぎられている。
GM:殺戮者の[悪徳]だ。 逆位置の鎖をプレゼント。

エアハルト:ベルセルクっぽい描写だなあ
GM:そーかい(^-^;>描写

エアハルト:「なんてことだ……」
エアハルト:で、生者はおるの? 女性だけ?
GM:生存者は女性だけ。
GM:で、断崖の上から遠吠えが聞こえる。
エアハルト:「やばいぞ……」
エアハルト:とりあえず女性を山賊担ぎ
GM:「オロロロロロロロロロロ……」 巨人だ。3メートル以上ある巨体。
エアハルト:で、脱兎のごとく逃走……ムリですか(涙)
GM:長い頭髪を逆立てて、戦いの叫びを上げている……のかなぁ?
エアハルト:こっちがオロロロ泣きたいっす。
GM:逃げたければ〈運動〉っすね。女性担ぐならマイナス1個。どーぞ。
エアハルト:もとから一個なんですが……行きます。涅槃へ。
エアハルト:(ころころ)成功!
GM:では、辛くも脱出。断崖上から、叫びが追いかけてくるけど。
エアハルト:ダメな時は戦うさ。
GM:村まで戻りました。
エアハルト:殺戮者も?
GM:来ないよ。脱出成功したし。
エアハルト:ならよし。……よいのか?

GM:女性を担いで帰ってきたのをみた村人は、びっくり。
エアハルト:とりあえず娘っこを介抱してくんなまし
エアハルト:事情を話すのはその後
エアハルト:でないと治療ほっぽって逃げちゃいそう
GM:びびりまくりだね>村人
エアハルト:「とりあえず彼女を!」
GM:「治療はするがね。我々はどうしたらよいのだ?」と思案顔。
GM:「そんな化け物に対抗する力はないぞ……」
エアハルト:「殺戮者ならば、撃退しなければなりません」
エアハルト:「とはいえ、僕一人では……この近くに戦士を雇えるような街はありますか?」
エアハルト:ていうかケルバー
GM:「旅のお方、ケルバーまで行ってくれるのか?」

エアハルト:「僕が行くよりか、誰か行って来た方がよいのでは? その間、僕がくい止めます……可能ならば」
エアハルト:村一番の健脚少年とか
GM:「ありがとう、ありがとう!」と村人達は涙涙。
エアハルト:僕も涙
GM:ティア「戦いの準備を……マスター」
エアハルト:「……はい」
GM:なぜ従順?(笑)
エアハルト:もうダメ人間だ、こいつ
エアハルト:「今度こそは、護りたいね」
エアハルト:て感じで山を見つめる。
GM:「マスターならば、……護れます」ティアは初めて目を開く。
GM:そして細い右手を差し出す>エアハルト

エアハルト:おや、もう恥ずかしいことをさせるんですね?
GM:そりゃもう。戦いは近いですから>右手

エアハルト:じゃあ、ティアの手を握って、と。
エアハルト:……はずかちい
GM:「……戦いの許可を。マスター」
GM:主体として戦闘するのが、魔剣ティア/グレイスであるかのような発言だ。
エアハルト:「この戦いを、守護のためと認定する……力を」
GM:少女ティアの指が、おずおずとエアハルトのそれと絡む。
GM:光と共に、魔剣ティア・グレイスへと変化していくよ。
GM:ってぇなところで、次のシーンへ。

[カルルのオープニング]

カルル/逆位置のウェントス「縛鎖」

GM:シーンプレイヤーはカルル。
GM:自動的にカディスも登場。
GM:ケイスの母がやっている、ちいさな宿屋だ。町外れにある。
GM:ケイスの母は体の弱い人だが、料理の腕は格別だった。 美食慣れしたカルルも満足いく。
GM:母「息子がこんな高貴な方を連れてくるなんて」とすこし戸惑い気味。
カディス:「気になさらないでください」
カルル:「気にすることはない」
カルル:こう、扇子をパチッと鳴らして(笑)
カルル:食後のパイプを吹かす
GM:ケイスはふたりがどういった生活をしているか、聞きたがるね。
カルル:「偉大な目標のために、未来の支配地の視察をしてる」
カルル:冗談めかして言う
カディス:「あまり良い生活はしていないが、あるモノを探している」と言うね。
GM:カディスの言葉には、特に集中。一言一句聞き入っている。やはり戦士系らしい>ケイス
カディス:ふうん。

カディス:んで、ケイスは何をしているの?
GM:宿を手伝いつつ、体を鍛えている>ケイス
カルル:所で、さっきの輩はなんだったんだ?
GM:ケイス「さっきの連中は"黒剣騎士団"の下っ端です」
GM:王都にいずらくなって、きなくさいケルバーに流れてきたらしい>黒剣騎士団
カディス:黒剣騎士団……。
カルル:どういう騎士団?
GM:「粗暴で、騎士の風上におけない連中です!」
GM:怒りで震える>ケイス
GM:母「……ケイス、奥から酒樽を出してきてちょうだい」
カディス:居なくなった隙に。「なにかあったのですか?」
GM:ケイスが出ていくと母は君たちに話しかけるよ。
GM:母「ケイスに、戦の話をしないでくださいまし。カディス様」
GM:母「気高きカルル様も、息子をいさめてくださいませぬか?」 貴族口調だね。
カルル:
GM:〈事情通〉やってみ。貴族知識っす。
GM:カルルは+1個していいよ
カルル:(ころころ)成功
カディス:(ころころ)成功
GM:ケイスの母親は、かつて王都で「白の華」ともてはやされた貴族・エヴァンゼリンだとわかる。
GM:10年ちかく昔の話だ。
カルル:没落したの? 理由は知ってる?
GM:公表されていないが、「大逆」だそうだ。
GM:エヴァンゼリンの血筋の者がクーデターを企てたらしい。その影響。
GM:母「……私の息子には、戦いを知って欲しくないのです……」
GM:「平穏こそ、人の道と知った今なれば……。お願いします」
カディス:「しかし……、あの眼はそれを許すだろうか」>平穏
カルル:「戦い以外にも立身出世の道はある。が、今のご時世、そちらへ走りたがるのも仕方ないところか」
カルル:肩をすくめる
GM:母「それは……」と口ごもったところに、ケイスが戻る。
GM:ケイス「母さんは休んでください。私がやります」
GM:と宿の切り盛りを買って出る。
GM:ケイス「カディスさんは騎士だったんですか?」
カディス:「うん? ああ、そうだ。昔の話だがな」
GM:「戦はどういうものですか?」 まっすぐ目をみながら。
カディス:「良い思いではないが、立ってみないとわからんよ。戦場に、な」
GM:「そうですか。……カディスさん、私を、貴方の従者にしてくださいませんか?」
GM:とーとつに(笑)
カディス:「はっ? どうしていきなり」
GM:「ずっと考えていました。母が都をすてて得た物は、この宿と苦労だけ」
GM:「私は、強くなりたい。戦で立身を望んでいます。貴方とならば、それができると思うのです」
GM:と、酒場の隅から拍手がおこる。 ぱちぱち、と力の抜いた感じ。
GM:傭兵「立派だなぁ、坊や」
カルル:そっちを見る
カディス:どちらさん
GM:褐色の肌の傭兵。異国の血筋、って感じね。銀髪。
GM:傭兵「自分が足手まといになるとは考えていないらしい。立派、だよ」
GM:ケイス「……っ!」真っ赤になる。
GM:傭兵「気を持たせるなよ、カディスさん。……坊やは足手まといだ、といってやりな」
カルル:「不躾だな、人の話に口を挟む前に自己紹介くらいはするものだ」
カルル:と、扇子で指す
GM:傭兵「は、礼儀正しいこった。……俺はオース。傭兵さ」
カディス:「嗚呼、そうだな足手まといにはなるなあ、しかしあんただって最初はそうだったんだろ」
GM:「俺は強かったぜ。ケダモノの血筋だからな」
GM:自嘲気味に言う。
カディス:「口では何とでも言える」
GM:「そりゃそうだ……。だがな、生きている内じゃないと口は使えないだろ?」
GM:「生きている内が華だ。アンタだって、内心はこの坊やが邪魔だろ?」
カディス:「おいおい、さっきから俺の内心だとか、足手まといだとか決めつけるなよ」
GM:「へぇ。じゃあこの坊やを従者にするんだな? ……よかったな、ケイス坊や」
GM:と笑う。で酒の催促をするね。
カディス:ふむん、騙されたような気もするが、まあいいだろう
カディス:じゃあ、乾杯だ
GM:ケイス「カディスさん!」と喜びを露わにする
GM:オース「坊やと気のいい戦士に。あと鴉に」と乾杯

GM:ケイスは喜んで酒樽をもってくる。 //柱のカゲで母が泣いているよ「……ケイス」
カルル:「随分、親切者だな。ケイスの姿に何か感じたか?」と、皮肉げに笑う
GM:オース「なぁに、下っ端の尻拭い、さ」 イニィに向かって「なぁ?」
カルル:「うちのイニィに乾杯は似合わないんでな、私がもらっておこう」
GM:イニィに差し出した酒を奪われて不服そうだ>オース

GM:夜になる。 店の客も増えていって、宴会になるよ
カルル:適当に飲んでる
GM:オースはイニィを気に入ったらしい。盛んに話しかける。「あんた、美人だなぁ」 「クァ?」
GM:ケイスは酔いつぶれる寸前だ。カディスに泊まっていくように頼む。
カディス:やっかいになるか。
カルル:「ついでだ、宿も取ろう」と、金を先にはらっとく。
GM:深夜になって、やっと場は開けた。 //母は「こんな場末の宿に……」>カルル
GM:あんたのお楽しみには遠いぞ(笑)>カルル
カルル:「十分だ、昔の生活とは違う、私も貴方も」
GM:エヴァ「……私も後悔しておりませんわ」柔和に笑う>カルル

GM:オース「さて、ねぐらに帰るか」と立ち上がる。
カディス:「あんたは泊まっていかないのかい」
GM:オース「もう決まってるんだ。あっちにも美人がまっていてな」と笑う。
カディス:「口では何とでも言える」
GM:オース「去りがたいぜ、黒髪の美女には弱くてな」とイニィにキスを送る。
カルル:微笑みながらオースを見つめておく。
GM:イニィ「クァア」とカルルとオースを交互に見る。
GM:オース「……南の森には近づくなよ」
カディス:森?
カルル:「何かあるのか?」
GM:「戦だ」
GM:「お気に入りの"姫騎士"を殺られて、気が立ってるんだろう。泥髪王が」
GM:場を、荒涼とした風が吹き抜ける。
GM:エヴァは無言で宿を片づけている。ケイスは凍っている。
GM:オース「じゃ、達者でな。もう会うこともないだろうが」
GM:退場するよ。
カディス:「くたばるなよ」
カルル:「また会おう(笑)」
GM:背中越しに手を振る。
GM:ケイス「戦……近いんだ」と震えている。
カディス:「やめるか?」
GM:「いいえ。もう、決めましたから」

GM:〈事情通〉しておくれ。>2人とも
カルル:(ころころ)成功
カディス:(ころころ)成功
GM:ふむ。オースの言葉の裏を読むと「ケルバーの領土を荒らして、ブレダが進軍する」という事実に気が付く。
GM:ブレダの前線基地の位置を考えると、その可能性が非常に濃厚だ。
カディス:そーゆー、ニュースは今までなかったの
GM:ないね。
カルル:「参戦するのか? 今、あんた傭兵だよな」>カディスに小声で
カディス:「ふふっ、黒剣騎士団も絡んでるんだろ。面白くなりそうだ」

GM:バーマイスター伯に因縁もってるキャラ、【希望】判定してちょ。マイナス1個で。
カルル:「まあ、詳しいことはエリザベートかマンフリートに聞いてみるさ」
カルル:ブレダ側の動向ならマンフリートの方が詳しいかもしれんが
カルル:(ころころ)成功
GM:では、夜間だけどリザベートの従者が追いかけてくる。>カルル
カルル:立ち止まって、待つ
GM:マンフリートの方も判定してもらうか。どーぞ。同じくプラスマイナスでノーマル1個振り。
カルル:(ころころ)成功
GM:調子いいね。今のところはリザベートからのアプローチだ。
GM:従者は、「居城へ来て欲しい」と、リズからの伝言を伝える。
カルル:今から? まあ、彼女の願いなら断ることはないが
GM:では、別行動ということで。シーンチェンジね。




04 再会、そして
■■ 01 エフェクトス/逆位置 「災厄」 ■■


GM:シーンプレイヤーはカディス
GM:宿です。宴会から一夜開けました。
GM:ケイスが起こしに来るよ。
カディス:うい。起きる。
GM:一日の行動は? いまのところ完璧フリー(無職)だけど。
カディス:んで、ケイスに気が変わってないか確かめてから。
GM:すでに旅支度を終えているよ。いつでも付いていけます!って感じ
カディス:母親に一言言ってこいって言う。
GM:「もう、別れの挨拶はすませました」
GM:すこし辛そうに言う。
カディス:「そうか、ならいくか」
GM:「はい!」
カディス:んで、どんな格好?
GM:軽装だね。武器はなまくらソード(笑) バックパック背負ってる。
カディス:わかったよ。んじゃ、武器を買いに行こうって言って、街に出ます。
GM:「持ち合わせで間に合えばいいんですが」と少し心配げ。で、商店の通りへ。
カディス:それとも、実家の宝箱から何か盗む? タンスのなかに薬草とか合ったりして。
GM:「それはもうすんでいます。鍵がかかっていました(笑)」>宝箱
カディス:ああ、そうなんだ。
GM:……話を戻すぞ。
カディス:軽戦士型? 重戦士型?
GM:体格・運動能力を見るぶんには、軽戦士かもしれない。
GM:俊敏さが秀でている。
カディス:ふむん。んじゃ、ショートソードかロングソードくらいで良いでしょ。
カディス:剣を買ってやる。

GM:武器のアドバイスをしながら街を歩く。 と、昨日の連中とばったり出会う!
GM:連中「お、おまえは!」 なぜかボコられた痕がある>全員
GM:そして、重武装しているよ>連中
カディス:「物騒だな」
GM:連中「昨日は……悪かった」 目は合わせないで言う
カディス:「素直だな」
GM:連中「半端しちまって、騎士団の名前を貶めちゃいかんだろ」 とカディスに
GM:ケイス「……私も悪かった。反省している」
GM:ケイス「私が騒ぎを大きくしたようなものだ」
GM:連中「い、いいからよ! 気にするなって」 和解成立、って感じだす。
カディス:なんか、意外な展開だな
GM:連中は急かされるように外門へ移動するよ。「悪いな、急ぎなんだ」
カディス:尾けるぞ
カディス:気合い入れて行けよ。
カディス:って言って。《気合い》 (ころころ)クリット
カディス:これで次の行動Cr+3です。
GM:シーンカードも正位置。いいことずくめ。
カディス:追跡しますか。
カディス:馬必要?
GM:徒歩だね。 判定してください。
GM:追跡は……〈知覚〉みたいだね。
カディス:《追跡》
カディス:(ころころ)4でクリット
GM:うひょ。クリティカルの鬼が再臨したな
GM:連中は、徒歩で2時間ほど移動して、林の中の「主力部隊」と合流する。
カディス:どのくらいの規模?
GM:300人ほどです
カディス:「でかいな。戦っていうのは、本当らしいな」
GM:ケイス「すごい……軍隊並ですね」
カディス:黒剣騎士団のみ?
GM:正規の兵らしいものも混じっている。指揮系統に。 白銀の鎧が見える。
GM:〈知覚〉どうぞ。隠れながらだから、マイナス1個ね。
カディス:見覚えは?
GM:ない……だろうな。>見覚え
カディス:(ころころ)失敗。やべ、切れたらしい
カディス:傭兵っぽい格好の奴ら居る?
カディス:なになに?
GM:(ころころ)隠密して。こっちの〈知覚〉はクリティカルだけど(爆)
GM:わー。
カディス:(ころころ)20……
カルル:ぷっ
GM:うーん。ケイスが足手まといなことをした、ってコトで。
カディス:鳴子をふんで、鳥が飛び立って、後何をしたのだろう
GM:イノシシと喧嘩でもしたんだろ(笑)
カディス:ついついね。隻眼のイノシシとね
GM:「なんだ!? こっちだ!」と傭兵が接近・包囲
カディス:いかん、このままだと「ごちそう縛り」で連行されてしまう。
GM:「おいおい、いきなりの再会か? 感動で声も出ないぜ」と声がする。
カディス:ん?そっちを見る。
GM:オースだ。
GM:あきれ顔(笑) 「足手まといは不要らしいな?」
カディス:「いっただろ、足手まといだって決めつけるなって」
カディス:かっこわるっ
GM:かなり(笑)>かっこわる
GM:「悪く思うなよ。仕事なんでな」と拘束。 念願の「ごちそう縛り」だ(笑)
GM:「うっほ、うっほ」とくくりつけられたまま運送。
カディス:あれ〜っ。
GM:1:丸焼き 2:野ざらし 3:生食 どれが希望?>今後
カディス:
GM:善処する。っていうか確定(ぉぃ
GM:……シーンチェンジか?(爆)
カディス:でもいいよ。
GM:じゃ、そーゆーことで(笑)
GM:しょーがないって。次はエアハルトの番だが……生きてる?
カルル:寝てる 先俺でもいいよ 問題なければ
GM:しゃーない。カルルから>次シーン