ソードワールドRPGリプレイ「黒き竜の封印」

【シーン8:200年の狂気】

[不気味な地鳴り]

牙の団撃退の三日後。
戦いに勝利したエメス騎士団は勝利宣言。
街の住民はやっと自由を取り戻し、歓喜した。

アンシーの捜索で、行方不明だった領主エッダも救助。
地下牢で衰弱していたが、割と元気っぽい。
ついでに「牙の団」マジックアイテム倉庫も発見。
これは冒険者の役得として、全て寄贈されるコトになった。

「竜熱」「ライカンスロープ」感染者はティシアの《キュア・ウーンズ》《キュア・ディジーズ》(乱発)で完治。
一件落着……というところだが。
地鳴りが止まず、建物の崩落はまだ深刻だ。

GM:領主エッダ「いや。忘れられてた気もするが。ありがとう!」>冒険者
GM:領主エッダ「君たちの当初の用件は聞いている。エメス石の首飾りだね」
アンスリウム:ワスレテタ>当初の目的
GM:傷は深いが、根は明るい老人らしい。
アンスリウム:特殊能力:忘却は強い

アラン:「あ、ああ。ともかく皆が無事でよかった」と治療されつつ。。
アラン:暫く凹んでる
GM:セレンが包帯を交換しつつ「もう大丈夫ですね。お疲れ様でした」
アンスリウム:いきてるいきてるw
ティシア:めでたしめでたし
GM:めでたし……?(ニヤリ

GM:さてさて。
GM:特になければ、君たちの「通話の護符」が鳴動する。
アンスリウム:クロマクから通信ですw
GM:(先読みされてるー)
アンスリウム:他に携帯の番号しってる人いないしー

GM:通話の護符「まぁそういうな。私も苦労しているのだ」
GM:「私は、ぜひ君たちの力を借りたい。望む報酬を出そう。一度あって話をしないかね?」
GM:「私は勇者の誕生を祝いたいだけだ。君たちのような……ね(ほくそ笑む)」
GM:#会話は全員参加OK。

アンスリウム:「こんなことをして、何をするつもりだっ!」
ティシア:「まずは概要だけでも教えてくれないかしら?」
GM:「依頼はひとつ。竜殺しの勇者の武具の回収だ。少々障害があってね。助けが欲しい」
アンスリウム:「勇者の役割は、必要ない世界の方がいいんだ!」
GM:「はっはっは。周りはそういっておらんぞ? 勇者!勇者!と浮かれておるわ」

アラン:「それが火竜の財宝か」
GM:「……その、とおりだッ!(万感を込めた声)」
アラン:「価値は高いだろうが、これだけのことをしでかしたのだ。手に入れたとてそう簡単にすむと思うか?」

アンスリウム:「ことわる(即」
GM:断るのは、パーティの総意かな?
GM:「たいへん残念だ。かつての我が神は、暴力を抑え、知恵と真実を尊ぶべしといっていたな」
ティシア:「かつて・・・今は違うのですか?」
GM:「今の我が神はすばらしいぞ! 汝が思うところを為せ!だ」
ティシア:「邪教に墜ちたか・・・哀れな。」

アラン:「何を思うのだ?あなたは」
アンスリウム:「あなたはなにを思った」
GM:「栄光を!戦争を!」
GM:「殺戮を!恐怖を!弱肉強食の世界を!この世に呼ぼう!」
GM:とまー、狂気に彩られた高笑いが響くfrom護符
ティシア:「邪教徒め・・・忌々しい・・・」

アンスリウム:「うかれてるのはあなただ・・・とめるよ」
GM:「止められるかね? ……強がりは言わぬものだ」ブツッ

超シリアスな展開である。
冒険者は覚悟完了。

それにしても……ティシアの台詞が微妙にコワイ(笑)

GM:(ぷるるっ)「言い忘れた」
アンスリウム:(ぉ

GM:「私が竜殺しの武具を取り戻した暁に、封じられた竜は再活動する」
GM:「それは私の管轄外だ。まぁ、君たちにも関係ない話だなァ……!」

アンスリウム:「あなたはどこにいる」
GM:「さてね。つきとめてごらん。赤毛のお嬢さん」
GM:今度こそ「ブツッ」と切れる
GM:(ぷるるっ)「邪教徒いうな! 暗黒の信徒と行ってくれ!」
ハーモニースノゥ:さて、3日ほどあったそうなので、2日ほど色々やってたことにして良いです?
GM:「アラン=エンデ君、我が同胞よ。楽しみにしているよ」
アラン:「…同胞だと?」
GM:「偉大な祖先を持つ者は、我が同胞と呼ぼう。たとえ弱者でもなァ」
アラン:「クッ」と精神ダメージを受けとく(弱
GM:今度こそ今度こそブツッ(断線)

GM:黒幕のおはなしは以上です。

[“牙の団”の財宝]

ハーモニースノゥ:では、遺跡に関する古文書及び、出土した魔具を調査します
GM:あーい。

マジックアイテムは、採掘場で手に入れた魔剣を含めて6つ。
「超・大盤振る舞い(当GM比)」である。

調査の結果、ティシアとアランの鑑定眼が冴え、いくつかの能力が判明した。

ソリッドスラッシュ・レプリカ(不完全な魔剣)
ルーンの刻まれたブロードソード。
必要筋力14。追加ダメージのみ+1。
特殊能力《貫通》 精神力3点消費で鎧の効果無視。
オウガ・ガントレット(ゴツい篭手)
特殊能力《鬼の怪力》 装備中、筋力+12。精神力−6。
水晶石(水色の輝きを帯びた水晶)
特殊能力《炎の防御》 炎・熱のダメージ10点吸収。使い捨て。

さんざん悩んだ結果、以下のとおりに分配完了

アンシー
・魔法の矢筒(仮)(矢の攻撃力&追加ダメージ+1)

はーも
・魔晶石(12点分の精神力チャージ。使い捨て)
・水晶石(10点分の炎ダメージ吸収。使い捨て)
・通話の護符A(10km以内遠隔会話)

ティシア
・魔法の指輪(仮)(回避力+2。外れない)

アラン
・ソリッドスラッシュ・レプリカ(追加ダメージ+1。付与可能。貫通能力)
・オウガ・ガントレット(筋力+12、精神力−6)
・通話の護符B(10km以内遠隔会話)

忘れ去られたモノ(泣)
・炎の杖(炎系魔法発動・60点チャージ)

○小劇場1 はーものお師匠さま

ハーモニースノゥ:先生に知られませんように、先生に知られませんように…>調査結果惨敗
GM:エリシェール先生『はーも、いまごろどこを歩いてるかしら』
GM:エリシェール先生『ちょっと遠見の水晶でみてみましょ(のぞき)』
ハーモニースノゥ:いややぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜
GM:エリシェール先生『…………………………ヽ(`Д´)ノ』
GM:エリシェール先生『遠隔ディスインテ(略』

○小劇場2 充電失敗

GM:魔晶石は2D+10点チャージ済み。代表者、ロールよろ
アンスリウム:(ころころ)2d6+10 = (1,1)+10 = 12...Σ(TロT;
ティシア:えー(笑
アラン:
アンスリウム:( ;

○小劇場3 呪いの指輪(?)

ティシア:未鑑定の指輪をはめてみる
GM:ぴったりはまる。割と見栄えが良い。
ティシア:あら、素敵(うっとり
GM:ただね。抜けないのだ。
GM:まったく、どーしても、石けん塗っても抜けない。
ティシア:( `_ゝ´) フォオオオオオー

○小劇場4 ティシアの幼なじみ

GM:ハースニル『ティシア……いまごろどうしてるだろうな……』
ティシア:懐かしいなぁw
GM:ハースニル『あ。この指輪いいなぁ……買っておこう(ごそごそ)』
GM:ハースニル『面白い仕掛けも足しておこう(カチャカチャギコギコ)』
アラン:次会うときは修羅場かw

[勇者の末裔]

GM:では領主の話と古文書の話。
GM:領主いわく。「竜は実在するッ! 私は探検したのだ。そして発見した!」
GM:探検隊のテーマ音楽が(嘘
アンスリウム:それは実在するだろ

#「生存するッ!」の言い間違いでした(平伏)

アラン:「竜は殺されたと伝え聞いていましたが?」
ティシア:「それはもしかして赤い目の・・・(ぼそっ」
GM:一緒に探検したのは例のラーダ司祭、クロウ師でな。
GM:実は、堕ちた都市で倒したものの……
GM:死の女神カーディスの強い加護=超・再生能力のため、滅ぼし切れなかったのだ。

アラン:落ちた都市のってのはウチのご先祖さん達だな
GM:ソウソウ
GM:領主「そうであったか! 実はクロウ師も同じく勇者の末裔なのだ」
アラン:「それで、同胞か」

GM:死なないなら封じてしまえホトトギス。
GM:再生能力の源=心臓をエメス地下に封印したのが、200年ちょっと前。
GM:だが、長い年月をかけて竜は再生していたらしい。
GM:10年前調査に行ったら、ヤツは再生を始めていた。
GM:竜の魔力で探検隊員は倒れるし。こりゃあやばい。遺跡封鎖!となった次第。

[クロウ師の狂気]

GM:ところが、クロウ師は乱心した。
GM:竜は存在した。だが竜は封印され、勇者の行いは隠蔽されたまま200年以上たった。
GM:自分の祖先を誇るがゆえ、その偉業が正しく伝えられていない!と常々憤っていた。
GM:……それゆえかどうか、クロウ師は狂った。

GM:クロウ「勇者を認めさせるッ! 世界中に勇者の存在を確信させるのだッ!」

GM:そして領主たる私を捕らえ、竜を地上へ出現させるため悪道に堕ちたのだ。

アラン:「勇者、英雄は乱世に必要とされる存在か」
GM:「そうかもしれん」 領主は沈鬱な表情だ。
アラン:「竜を解放して災厄を招くのか…」と同じように沈んだ表情で。
アンスリウム:「彼をとめるっていった」
ハーモニースノゥ:しかし、止めると言っても、あの男は狂っている…
アラン:「竜害を世に放つことは許されない。それを防ぐことが我が血の価値です」と参加表明
アラン:竜を退治するのか、司祭をヤるのかは未定としても
ハーモニースノゥ:止めるには、あの男を害さねばならないかもしれない
ハーモニースノゥ:それでも良いの?
ティシア:そこに正義があるのならやむなし、です
アンスリウム:不幸がまかれるのをとめるだけだ。
アラン:貴族軍人的な考え持ってるので、それで災厄が避けられるなら躊躇しない
GM:意見は一致した、かな?

GM:では、領主は正式に依頼する。
GM:闇司祭クロウを倒し、竜の復活を止めるのだ。
GM:「すべてお任せする。エメスの代表者として依頼しよう」
GM:「これ以上被害を出さぬためにも……たのむ」
GM:報酬もひとり2000ガメル準備しよう。

ハーモニースノゥ:では、領主殿、こちらからもお願いがある
ハーモニースノゥ:商人殿に首飾りとやらを届けてやって欲しい
ハーモニースノゥ:彼には急ぎ必要だったようなのだ
GM:わ。当初の依頼だw
GM:もちろん了解する。
アンスリウム:依頼のたらい回しw
ハーモニースノゥ:だって届けに帰る時間がないw

[地底の探索(失敗編)]

闇司祭クロウを探して地下大洞窟を探索する冒険者たち。
だが、お約束どおりアンシーがやらかしてくれた(笑)

GM:アンシー、レンジャー+知力ボーナスで判定。
アンスリウム:(ころころ)2d6+6 = (1,1)+6 = 8...Σ(TロT;
アンスリウム:あれ?
アンスリウム:マヨイマシタ

……地底で迷子(ちーん)